3月7日、「聴覚障害者を装っていた問題」や「ゴーストライター問題」などで世間を騒がせた佐村河内守さんが会見を行い、多くの人の関心を集めた。
そんな中、『海猿』や『ブラックジャックによろしく』といった作品で知られる漫画家の佐藤秀峰さんが、同日自身のブロマガにてホリエモンこと元ライブドア社長の堀江貴文さんが自身では文章を書いておらず代筆者がいたと言及し話題になっている。
このエントリーで佐村河内さんの問題に触れ、出版業界におけるゴーストライター問題について話を進めている佐藤さん。自身の漫画では多数の人が関わっており、一人では作品を作り上げているわけではないと語り、その上で堀江さんの著書『拝金』について言及。
<前置きが長くなりましたが、僕は過去に読者の皆さんを欺いたことがあります。以前、堀江貴文さんが執筆したとされる「拝金」という小説のカバーイラストを制作した時のことです。
この作品では、一般的に堀江さんが文章を書いているかのようなイメージがありますが、実際には堀江さんは文章を書いていません。
代筆者がいるとのこと。
カバーイラスト執筆後、ご本人や担当編集者からそのようなお話をお聞きした記憶があったのですが、そのことがずっと心に引っかかっていました。
今回、版元の徳間書店の担当編集者に確認した所、話を聞いた時期に認識のズレがあったものの、代筆の事実については認めていただきました。>
このように、堀江さんが文章を書いておらず版元の編集者もその事実を認めたとして、
<事実を知った時期については、その後、堀江さんの「成金」という作品でもイラストを描かせていただいており、遅くともそれを執筆した頃までには知っていたと思います。つまり、続く「成金」では代筆の事実を知りながらカバーイラストを執筆したことになります。
その点は読者の皆さまに対し、甚だ不誠実でした。
自身が原作者問題で悩んでいながら、そのような件に加担したことを悔やんでおり、今は絶対に描くべきではなかったと考えています。>
と語っている。
この件に関しては『スポーツ報知』などの新聞も取り上げ、堀江さんの『Twitter』アカウント(@takapon_jp)には
「正直ショックです」
「小説、ゴーストライターが書いたんですか?ニュースに出てますよ」
といったようなコメントが寄せられている。
その一方で、ネット上には
「何をいまさら」
「みんなわかってただろ」
といったような声も多くあるようだ。
※画像は『少年 佐藤秀峰:佐藤秀峰チャンネル』より
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