3月5日頃から導入されたGoogleの新デザインに不具合が頻発している。12日夜には子会社の動画サイト『YouTube』も閲覧動作が非常に重くなり、サーバー側に何らかの問題がある場合に返ってくる「502」エラーが発生するように。また、Googleが開発しているブラウザ『Google Chrome』自体の動作が重くなっているという報告も上がっている。
Googleの新しい検索結果画面のデザインは、リンクタイトルの文字が若干大きくなって下線がなくなっただけなのだが、これが「見にくい!」とユーザーに大不評。リンクタイトルにHTMLタグが混ざって表示されてしまうバグも発生している。検索する単語によって上部にある「動画」「画像」「地図」「ニュース」などのタブの並び順が変わるのも混乱を招いている。
12日夜には状況がさらに悪化。『Google Chrome』でインターネットを閲覧した際の動作が非常に重くなったのだ。『Twitter』のタイムライン上でも複数のユーザーが「Cromeだと重い」と報告しているので、パソコン本体側の問題ではないらしい。『YouTube』も激重で、「502」エラーが頻発。とにかくGoogleに関係するすべてが重くなったのだ。
デザイン変更と一連の不具合について、Googleからは未だ何の説明もない。この事態に業を煮やしたユーザーの中には「『Bing』にしたら快適だった」と、他の検索サービスに移る人も現れているようだ。Googleはこれまで変わらないシンプルさがユーザーに支持されてここまでシェアを伸ばしてきたが、余計な“改悪”によって一気にシェアを落とす可能性も出てきた。
画像:Googleおよび『Twitter』より引用
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