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『野党やマスメディアに代わる新たな組織をつくる』岸博幸(慶応大学教授)
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『野党やマスメディアに代わる新たな組織をつくる』岸博幸(慶応大学教授)

2014-05-12 02:00
    岸氏

    万年野党“結党”大会 「国会リストラ会議」

    ■【野党やマスメディアの代わりに新たな組織を結党。歴史的イベントに是非参加を】
    みなさんこんにちは岸博幸です。
    安倍政権は、経済政策を色々と頑張っているが、最近粗が目立つ。典型例が、国会議員の給料の問題。復興財源を捻出するなどで2割カットしていたものが、最近、元に戻ってしまいました。実は、この2割カットの一部分は、消費税増税と同時に決めた国会議員の定数削減が実現されるまでの措置だったにも関わらず、定数削減が何も決まっていない状況で戻ってしまう。加えて言えば、社会保障制度改革の問題。アベノミクスで景気が良い良いと言われていますが、一方で、全く進んでいないこの社会保障制度改革。このままでは、20年後、30年後、年金制度が崩壊するリスクもあるのに、そこは全く放置したまま。実は、アベノミクスで景気が良くなった等と言われる反面、様々問題、政策面で問題が山積している。
    さらに問題は、本来、その様な部分を指摘すべき野党が役割を果たせていない。加えて言えば、マスメディアも安倍政権に優しいのか、こういった問題点は何も指摘されない。こうした状況が続くと、景気の回復やデフレ脱却も大事だが、その後の問題は、より深刻化しかねない。野党とマスメディアは本来果たすべき役割を果たしていない。それに変わる存在が、必要だという事で、この度、私も理事として参加したNPO法人「万年野党」が立ち上がった。「万年野党」という名前が、この組織の役割を示しているが、野党、マスメディアがダメなのであれば、ある意味で民間組織で代替をしろというものだ。「万年野党」というと政党の様にも見えるが、政党ではなくて、こうした政策の監視をしていく、また、しっかりとした仕事を頑張っている国会議員を評価、応援する。それとマスメディアが出来ていない部分を代替する事を目的にしている。
    この万年野党の設立“結党”大会。これが5月26日(月)夕方6時から東京タワーの下にあるメディアセンターで開催される。まさに“結党”大会を行い、組織を本格的に立ち上げるというのが、この5月26日になる。この中では、冒頭、NPO法人「万年野党」の会長を務めているジャーナリストの田原総一朗さん、政府の政策の論客でもあるオリックスの宮内さんが対談をする。その後は、「政策カフェ」という懇親会も行う。政策をよく分かっているプロの人と意見交換をどんどんしてもらおうという事で、田原さん宮内さん以外にも、竹中平蔵さん、堺屋太一さん、高橋洋一さんなど錚々たるメンバーが参加する。
    大げさに言えば、日本の危機的な状況、野党とメディアが機能していない中で、その機能を代替する組織の“結党”大会という歴史的イベントに、そんなに高くない参加費で参加できる。この機会にNPO法人「万年野党」の会員になっていただければ、さらにお得に参加できる。みなさんお忙しい中とは思うが、万難を排して、5月26日(月)18時からのこの設立記念イベント、このNPO法人「万年野党」“結党”大会に是非来て頂き、田原さん、竹中さんはじめ様々専門家にみなさんの感じている不満をぶちまけて貰いたいし、そこからどういう活動をしていくかという「万年野党」のお力になっていただければと思う。

    動画はこちらから https://www.youtube.com/embed/rk_y5QPM2jQ

    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/574070
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