『チキータバナナ』で知られるユニフルーティー ジャパンは、8月7日の“バナナの日”を記念して、バナナの皮に押しピンで絵を描く“バナナート”を使ったアニメーションを制作。制作風景を交えた動画を公開しました。“バナナート”の制作に参加したのは、約100人の小学生。子供たちが楽しそうに絵を描き、完成した映像に歓喜する姿にほっこりする、素敵な内容の動画になっています。
“バナナート”は、バナナの皮に傷がつくと黒くなる現象を利用して、押しピンの点描で絵を描いていくアート作品。冒頭でその制作の過程がサラリと紹介されますが、ピンでチマチマ点を打っていくのはけっこう大変そう……。
夏休み中の8月7日、小学校に大量のバナナが搬入されます。その数なんと約1500本!
教室では“バナナーティスト”のエンドケイプ氏による指導のもと、子供たちが“バナナート”の制作を開始。トレーシングペーパーに描かれた下絵に沿って、ピンで点描していきます。
みんな真剣だけど楽しそう。自分が描いた絵がどんな作品に仕上がるのか、ワクワクしているのかもしれませんね。
下絵どおりに点を打ったら完成!
絵を描いたバナナを、廊下に用意したレールにぶら下げていきます。レールは複数の教室をまたぐ、けっこうな長さ。
子供たちが1本1本、バナナを外してていきながら絵をコマ撮りしたり、絵が描かれた面を並べてレールで移動するカメラで撮影すると、絵が動き出すアニメーションになるというわけです。
背景に絵を置いて、ターンテーブル上のバナナを撮影するという手法も。果たしてどんなアニメーションが完成するのでしょうか。
完成したアニメーションの上映会が教室で開催されます。「5・4・3・2・1!」と大きな声でカウントダウンする子供たち。
上映を開始すると「わあ~!」と歓声を上げる子供たち。廊下で撮影されたアニメーションは、地球上で見た日本からバナナの産地・フィリピンに視点を移動、バナナが出荷されて船に乗るというもの。
ターンテーブルで撮影されたアニメーションは、青空を背景に海を進む船の様子。
レールを移動して撮影されたアニメーションは、日本に上陸したバナナが旅をする様子を映し出します。
絵を描いた子供の顔と一緒に撮影したコマ撮りアニメも。
自分が写っているのを観るのはちょっと恥ずかしそうですが、みんな楽しそうな笑顔!
子供たちがおいしそうにバナナを食べるシーンを挟んで、食べ終わった皮に浮かんだ顔がニコっと笑って映像は終了。
……と思いきや、映像には続きが。今回の“バナナート”制作に参加してくれた子供たちに、フィリピンのバナナ農園で働く人たちから“バナナート”でメッセージが贈られます。その内容はご自身の目で確かめてみてください。ちょっと胸が熱くなりますよ。
シェア・フルーツ/チキータバナナ
http://www.chiquitabanana-u.jp/#movie
"BANANART ANIMATION"
http://youtu.be/v3kXHzzGKkk
動画の小学生たちにちょっと刺激されて、筆者も“バナナート”に挑戦してみました。トレーシングペーパーや押しピンがなかったので、紙に印刷したガジェット通信のロゴを、安全ピンで点描していきます。
トレーシングペーパーで黒く変色した部分を確認しながら作業する方が簡単だと思いますが、やってみたらなんとかできました。作業時間は10分ぐらい。
足りない部分を目視で仕上げて、時間が経つとくっきりしたロゴが完成しました! 読者の皆さんも一度トライしてみては。
※記事のすべての写真が表示されない方はガジェット通信をご覧ください。
http://getnews.jp/archives/651837
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