『卑怯者の島』の発売日7月15日が迫ってきた。
小林よしのり初の本格的なストーリー漫画であり、
「論」ではなく完全フィクション、わしの代表作の
一本である。
売れようが売れまいが、わし自身が満足する出来なので、
今後、代表作を聞かれたら、この作品を必ず加える!
すでに「わしズム」連載時に読んでた人は、
単行本を買って、最初から最後まで
一気読みしてほしい。
この作品はどっぷり浸かって一気読み
することを勧める。
一般雑誌では自主規制に引っ掛かって描けない
表現もあるし、お涙ちょうだいの戦争ものではない。
かつて描かれていない壮絶な戦争漫画であり、
他の表現では、この迫力は出せないだろう。
漫画でしかできない表現である。
表紙がまた圧倒的な戦争画で、
橋本八百二画伯の昭和19年の作品である。
芸術性の高い重厚な一冊となった。
メジャーな雑誌に連載していたわけではなく、
後半は描き下ろしなので、
小学館も最初から冒険することは出来まい。
部数を絞って出版すると思うので、今から
待望している人はフライングゲットした方がいい。
宣伝はかなり力を入れるようなので、わしの直感では、
入手しにくくなるかもと思っている。
ぜひ手に取ってこの迫力を味わっていただきたい。
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