6月17日に配信された大好評企画『居酒屋はくえい』のゲストには、ロック界のゴッドマザー、東海林のり子さんが登場! 長年ににわたってPENICILLINの活動を見守り続けてきた東海林さんだけに、貴重なエピソードが飛び出しまくりで対談は多いに盛り上がりました。ここでは配信前の時間を利用して、初対面の印象から、近況まで、幅広く語っていただいております。では、HAKUEIと東海林さんの絆の深さが感じられるトークをお楽しみください!(対談は4回にわたって掲載します)。
Interview:海江敦士
チームワークがいいのに、メンバーのキャラはまったくバラバラというのも興味深いですよね。
東海林:そうそう。全員バラバラなのよ。
HAKUEI:たまたまですけどね。最初はヴィジュアル系っていう言葉もなかったし、PENICILLINのメンバーで、PENICILLINとういう名前になる前にGASTUNKのカバーとかしてましたから。去年の僕のバースデーライブでもGASTUNKの曲をやりましたね。
――さすがにGASTUNKという80年代ハードコアシーンの重鎮を知っているファンの人は多くない気がしますが……。
HAKUEI:それがね、すごく盛り上がったんですよ(笑)。やっぱりああいうビートって初めて聴いても盛り上がるんだね。その辺の影響は、いまだにPENICILLINにも出ていると思うな。
――青春時代に影響を受けた音楽に対しては、いまだにワクワクするということでしょうね。
HAKUEI:そこも各メンバーでは持ち味があると思うよ。千聖はロックの王道がちゃんと染みこんでいると思うし、O-JIROくんはO-JIROくんで、曲作りとかアレンジに関しては結構理論派なの。で、僕は完全に感覚派っていうね。