コロナ禍の影響により、すべてのアーティストが活動の縮小を余儀なくされた2020年。そんな中、the Raid.は早い時期から独自の企画を打ち出し、7月に有観客ライブを再開させるなど意欲的な姿を見せた。彼らの充実した活動に、笑顔や元気をもらった人は多いに違いない。
昨年12月29日に放送された【HAKUEIのニコ生ラジオ「居酒屋はくえい“年末特番”」】にゲスト出演した星七(vo)とbo_ya(g)に2020年の活動を振り返ってもらうと共に、メジャーデビューを果たす2021年に向けた思いなどを語ってもらった。
Interview:村上孝之
――コロナ禍の影響でいろいろなことがあった2020年を締め括る形で、the Raid.は12月26日に【インディーズ・ラスト・ワンマン<サヨナラインディーズ>】と銘打ったライブを、国立代々木第二体育館で行いました。
星七:代々木のライブは年末が近づくに連れてやるべきか、中止にするべきか迷いました。コロナの第3波が起きて感染者がどんどん増えていったし、ファンの方から「チケットを買いましたけど、いけなくなりました」という声が結構届いていたんです。それは、ミュージシャンとしては聞きたくない言葉だし、本当に観たいと思いながらもいけないという人が大勢いたと思う。