今年3月15日にニュー・シングル「RAIZIN」をリリースし、3月から5月にかけて全国ツアー<Royz SPRING ONEMAN TOUR「来雷行脚」>を行なったRoyz。その全公演が熱狂的な盛り上がりを見せたことや「RAIZIN」のクオリティーの高さなどからは、現在の彼らがより魅力を増していることがうかがえる。今年7月に次作をリリースし、その後のツアーも決定しているなど密度の濃い動きを見せている彼らは2023年を通してさらなるスケールアップを果たすに違いない。Royzの昴(vo)と智也(ds)に、現在のRoyzについて語ってもらったインタビューを3回に亘ってお送りする。
――話を<Royz SPRING ONEMAN TOUR「来雷行脚」>に戻しますが、コロナ禍が収束し始めた時期から平日にライヴを行なうアーティストが増えていて、Royzも例外ではありません。個人的には平日ライヴは“あり”だと思っていますが、お二人はどんなふうに受け止めていますか?
昴:集客だけのことで言うと、やっぱり土日・祝日、もしくは休日の前日とかにしたいなというのはある。だけど、今は本当にライヴハウスが取れないんですよ。そういう状況なので、土日・祝日がいいなと思う部分もあるけど、そこに固執するとライヴそのものができなくなってしまうんですよ。たしかに平日は土日・祝日よりもライヴに来れない人が多いのはわかっていますけど、個人的には平日ライヴも悪くないんじゃないかなと思っています。仕事終わりとか、学校終わりとかにライヴがあるというのは楽しい気がするんですよね。