Vijuttoke23年9月号「L（MEME） × 愛郎（UNDER FALL JUSTICE）」対談
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この2組が共同で企画するライブが、10月17日にサンシャイン栄B1F グランドキャニオン広場にて開催！まさかの野外ライブからのスタート！
■この2組が対談する事になったきっかけを教えてください。
愛郎：今年のメンバーの生誕イベントに僕の方からMEMEさんをお誘いさせて頂きまして、出会ってからは長いのですが、そこで初めて1対１でお話しさせて頂いたんです。その時Lくんからの音楽に対する熱い思いとか、V系シーンへの熱い思いとかを聞いてそこで感銘受けました。今のV系シーンにこんな人いるんだと思ったのがきっかけですね。僕自身何か手伝える事が無いかと言う気持ちが込み上がって来ました。
L：イベントに誘ってもらった時にありがたい気持ちで一杯で、 そういえば、ちゃんと喋った事無かったと思い、どんな人なのか知りたくて、1回喋りましょうってご飯にお誘いしました。
愛郎：出会ってからは長かったりするし、色んな所で対バンもして来たのですが、当時のLくんは、声をかけづらいオーラを出していて話しづらかったですね。僕からいつも声はかけていたんですけどね！8割無視です！（笑）
L：そんな事は無いです！（笑）
■名古屋と言う土地に思いがあって、この2組が手を取り合ったとお聞きしていますが、その辺の思いを教えて下さい。
愛郎：昔V系は、名古屋のシーンがあったじゃ無いですか？いわゆる名古屋系ですよね。その名古屋の文化というか、そのシーン自体が今は無い中で、名古屋で根を張ってやっているバンドとして、名古屋でまだ何かやれる事は無いかと思ったんですよ。
L：自分は東京にも行ったりはしたんですが、名古屋は今バンド数が少なかったりしてシーンが低迷している中、このシーンを届ける挑戦をするべきだと思い、それを一緒にやってくれるのは愛郎さんだと思ったんですよね！
■V系シーンの中で、このベテランの2組が手を取り合ったのは面白い相乗効果を生みそうですよね！
L：いや僕はいつも若手のつもりですよ！（笑）
■この2組の1つキーワードとして「第三の名古屋系」みたいなキーワードをお聞きました。その辺はどのような話なのでしょうか？
愛郎：初代名古屋系と言えば「黒夢」さんや、「Laputa」さんだったり、第二の名古屋系と言えば「lynch.」さんや、「DEATHGAZE」さんと言われてますけど、その中で現在名古屋バンドが少ない中、若手の新しいバンドが出て来て名古屋系と言われても、これまでの歴史とかも知らないわけじゃないですか。せっかくLくんと手を組んでやるのであれば、お互いに実力も持っていて、自信もある2組なので、「第三の名古屋系」を作ってやって行っても良いんじゃ無いかと思ったんですよね。
■今後名古屋をどう変えていきたいですか？
L：内々に向けた活動では無くて、もっと外に対して目を向けていくべきだと思っているんですよ。思ったきっかけの1つとしては、ライブハウスに行けば確かにビジュアル系を見る事が出来るけど、そこから外に外れた瞬間に全く見えないんですよね。別に好きじゃないとか、興味ない人に対して、 ビジュアル系をもっと発信して、挑戦していかないと、今の時代にやっている意味が無いんです。そう言う挑戦をする2組になりたいですよね。
愛郎：ビジュアル系って今はマニアックな文化で、それは凄く狭い世界になっちゃっていて、ビジュアル系を見たいならライブハウスしかないし、その中でまたライブハウスに行く事自体も大変な話だったりもして、ただYouTubeとかネットで見るのじゃなくて、一緒に組んでやるのなら、今までのバンドがやってない事や、V系って言葉は知っているけど、見た事が無い人達に向けて、発信するような事をこの2組でやって行きたいですね！
■そして、この2組が共同で企画するライブが、10月17日にサンシャイン栄B1F グランドキャニオン広場にて開催するとの事で、野外ライブになっているんですよね！
愛郎：栄のど真ん中の野外の場所で、人通りも多いけど、そこに挑戦したV系バンドは1組もいないし、 あそこでビジュアル系のライブをやる事自体、僕たちが第一人者にもなるので、往来している人達に「何この人達！」「これがビジュアル系か！」と、今まで知らなかった人達に示して行きたいと思っていますね。この日が挑戦する第一歩になればと思っています。
■実際2人の中でこの日はどのように決まったんですか？
L：今ある主流の流れではなく、例えばイベントに出て、ライブハウスに出て、それをやって来た結果、なんかそれって用意されたものみたいに感じてしまったんです。V系って名前が無かった時代、例えば路上とか、ジャンルとかの垣根も無く、もっとライブが身近にあって、聴いてくれる人を選んでいなかった時代があって、原点にかえるとそれが純粋な形だと思ったんです。その文化を作って来た人達は大変だったと思いますが、逆に今の自分達にそう言う所が足りないのかとも思ったんです。
■この野外の企画は1回だけじゃなくて、もっと継続的にやって行く形なのですか？
愛郎：1回やるだけでは意味がないですね。これを継続し続ける事が最終の目標に繋がると思っています。野外で見て良いなと思った人達を最終ライブハウスに持って行きたいんですよね！その流れを作って行きたいんですよね。
■その最終的な目標は具体的に？
L：ありますが、まだ内緒です。ビジョンは固まっています。
愛郎：継続的にやって行く事で、自分達の音楽であったりだとか、V系のシーン、名古屋のシーンを盛り上げて行く事は勿論なのだけども、それプラス、自分達の今いるファンの子達にも楽しんでもらって、そしてお互いのファンが一丸となって、最終僕達の目標に向けてみんなで一緒に行きたい！ それがまず第1の目標ではありますね。
■V系のイベントはとくに目当てのバンドしか見ない傾向があったりするので、2組のファンが力を合わせて2組とも応援するそんな流れが出来たら素敵ですよね！
愛郎：その通りですね！これをやって行くことによって、最終目標にたどり着いた時に、他のバンドや、若手のバンド達にも絶対刺激になると思うんですよね。失敗で終わろうが、成功に終わろうが、絶対意味がある事で、結局それがこのシーンの底上げになると信じています。
■この野外イベントの他に企んでいる事もあるんですか？
愛郎：野外と連動して、YouTubeとかSNSとかも連動したいですね。1バンドだとやれる事は限られますが、今回は2組なので、2組で出来る事、2組で楽しめる事を企んでいきたいですね！
■話は戻りますが、キーワードとして「第三の名古屋系」は、もっと押して行って下さい！
愛郎：名古屋系っていう言葉は、やはり昔の方、先輩方々からすると敏感だと思うんですよ。このシーンの暦も長い、今回はお互いのバンドを認め合っている2組なので、あえて「第三の名古屋系」と言う言葉をあえて使わせてもらいたいんですよね！
■何か各々の告知はありますか？
L：DAVID/GE+IM/MEME Triangle Tour 2023「VISUAL SOLO SUMMIT」が開催中です。ファイナルが9/26(火)SHIBUYA REXにて開催します。全公演無料なので、ぜひお越し下さい。この企画も力を合わせるのがテーマですね！
愛郎：やはり10月17日のサンシャイン栄の野外はぜひ見て欲しいですね！
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9月21日（木）18:00 愛郎（UNDER FALL JUSTICE） × L（MEME） 対談
9月22日（金）18:00 DuelJewel / Kra
9月25日（月）18:00 千聖 （MSTR Crack6 / PENICILLIN）× 小笠原 健一（Kneuklid Romance）
9月26日（火）18:00 KISAKI
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