2020年初頭に起こったパンデミックの影響から最新アルバム『MASS』(2021年5月26日)のリリースから約1年後に同作を携えた全国ツアーをスタートさせたthe GazettE。彼らはおよそ2年ぶりのツアーということを感じさせない上質なライヴでオーディエンスを魅了すると共に、アイディア豊富な彼らにふさわしく同ツアーは3形態で開催されたことも話題を呼んだ。トップクラスのライヴバンドであることをあらためて示し、現在は12月25日にパシフィコ横浜 国立大ホールで行われるライヴを控えているthe GazettEのREITA(Ba.)を招いて、<LIVE TOUR MASS>の話を軸に様々なことを語ってもらったインタビューを3回に亘ってお届けしよう。
Interview:村上孝之
――“02”のファイナル公演で’22年の活動を締め括った後、’23年の3月に行った<the GazettE LIVE TOUR2023 -MASS- / PHASE 03 "LAST MILE"]>は、ライヴハウスをまわるツアーでした。
REITA:ライヴハウスをまわるのは、4年ぶりくらいだったのかな。すごく、いいツアーになりましたね。
――冒頭におっしゃったよう、にREITAさんはライヴハウスが1番好きなんですね。
REITA:好きです。もう、ずっとライヴハウスでもいいと思っている。バンドを始めたときは、(ライヴをするのは)ライヴハウスじゃないですか。その感覚で今でもやっているから自分の中ではライヴハウスがホームというか、主戦場みたいな感覚があるんです。