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Vijuttoke23年12月号「DEATHROLL」インタビュー
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Vijuttoke23年12月号「DEATHROLL」インタビュー

2023-12-25 18:00

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    DEATHROLL HP

    今年の7月にWormHoleDeathからデジタルアルバム「Japanese extreme metal art」をリリース!
    「DEATHROLL」の今を取材!
    そして今回特別企画!このアルバムを「DEATHROLL」の目線でVijuttokeが1曲づつライナーノーツ!​

    ■Vijuttoke2回目の登場の「DEATHROLL」ですが、まずは改めて「DEATHROLL」の世界観を教えて下さい。

    ブラックメタル自体が芸術性を強く重んじる音楽でありますが、もともとは北欧の音楽なだけに、日本人による日本の要素を取り入れたブラックメタルはほとんどありません。そこで私が独自の感性を用いて日本人による、エクストリームメタルという芸術を表現しました。


    ■今年の7月にWormHoleDeathからデジタルアルバム「Japanese extreme metal art」をリリースしました。まずはざっくりどんな作品になっていますか?

    基本的に大作思考で、わかりやすい曲は少ない反面、聴き込めば聴き込むほどに味を感じていただける内容にしました。長いもので10分ありますが、聴いていてダレないものをつくれたと思います。


    ■以前のSTF Records(ドイツ)から、今回WormHoleDeath(イタリア)に移籍されました。その経緯は何だったのでしょうか?

    ギリシャのAngels PRというプロモーターと一緒に仕事をしているのですが、今回の音源を彼らに最初聴かせたところ、これは素晴らしい!Japanese extreme metal artだ!と言いました。私はその言葉がとても良いと思い、これをタイトルにした作品にしようと決めました。更にレーベルの話になったとき、今回の音源は素晴らしいし、タイトルも正しくDeathrollの代表作となり得るタイトルであることからワンランク大きなレーベルからリリースすべきだ、と彼らから言われました。最初私はそれができる自信がありませんでしたが、彼らの協力のもとにWormHoleDeathの代表が今回の音源を気に入ってくださり、それが実現しました。


    ■ここで特別企画!「Japanese extreme metal art」を、「DEATHROLL」の目線でVijuttokeが1曲づつライナーノーツ!

    ■Lady Banks
    新しいDeathrollのサポートキーボードMizutaniが作曲したイントロダクション。彼の経歴が素晴らしく、2018年第12回チッタ・ディ・ウーディネ国際作曲コンクール(イタリア)第1位/2019年アカデミア・ムジカ・ウィーン国際音楽コンクール(オーストリア)ソロ作曲部門第1位、オーケストラ作曲部門第2位という凄まじい実力の持ち主です。そんな彼がDeathrollの音楽をとても気にいってくださり、このトラックの収録が実現しました。メタルではなく完全なるクラシックの楽曲ですが、DEATHROLLの目指すものにとても重なるので、現在はライブのOP SEとしても採用しています。

    ■The grey life
    今回のリードトラックであり、10分を超える組曲です。私なりのクラシックとブラックメタルの融合を図った曲であり、DEATHROLLを象徴できるような曲にしました。決してポップな内容にはせず、それでも信念を持って聴き続けたくなるような曲に仕上げたつもりです。商業的な狙いは一才省いた、DEATHROLLの魂を示せるような楽曲にしました。

    ■Lost in confusion
    アルバムとしての緩急ではありませんが、Deathrollとしての過去から行なっていた曲調、雰囲気を重視した縦乗りの楽曲です。

    ■The torture of lying
    MVにもしたこの曲は、私が静かに影響を受けているSex pistolsの楽曲を意識した歌詞になっています。それでいてDEATHROLLならではのメロディックブラックメタルを意識した曲調です。このアルバムの入口としては最適かと思います。

    ■False images of isolation and depravity
    ずっとBPM180ほどで走り続ける気合いの入れた楽曲です。ギターソロに関して、トラック2の雰囲気も散りばめ、作品の統一感を出しました。

    ■The lion's den
    昔から存在していたこの楽曲は、今回のシリアスな雰囲気に最適だと思いました。
    本来デプレッシブブラックメタル(自殺を促す様な悲しい音楽)として制作しましたが、今の私の価値観として、聴いていて力の出る音楽へと変貌を遂げました。


    ■今後のライブ予定について教えてください。

    2/10 中目黒スパークジョイで行われる千葉テレビ番組連動イベント「Be higherself 」に参加します。


    ■ワールドワイドな活動をしている「DEATHROLL」ですが、海外でのライブも視野に入れていたりしないですか?

    もちろん視野に入れています。そしてフェスなども。その情報はちょくちょくプロモーターから入ってきています。乞うご期待。


    ■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。
     
    これからもDEATHROLLの音楽と共に歩んでいただけるような楽曲を作っていきたいです。よろしくお願い致します。


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    Vijuttoke INFORMATION

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    ≪23年12月号 配信LINE UP≫
    12月21日(木)18:00 UNDER FALL JUSTICE / Sadie
    12月22日(金)18:00 Crazy Monsters Halloween Party 2023
    12月25日(月)18:00 DEATHROLL / Ars Nøva / チンチン
    12月26日(火)18:00 KISAKI

    Artist INFORMATION

    「Japanese extreme metal art」 NOW ON SALE

    (トラック)
    Lady Banks
    The grey life
    Lost in confusion
    The torture of lying
    False images of isolation and depravity
    The lion's den
    レーベル:WormHoleDeath(イタリア)
    *デジタルオンリー

    https://orcd.co/japaneseextrememetalart

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