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Vijuttoke24年5月号「巽(XANVALA)」インタビュー
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Vijuttoke24年5月号「巽(XANVALA)」インタビュー

2024-05-23 18:00

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    XANVALA HP​

    毎回目標を決めてそれをクリアしていくことでバンドとしての自信が次のステップの架け橋となり、またそれを目標とするからバンドを自ずと上へと押し上げる!
    これはまさに最強の勝の連鎖!​

    ■去年2023年は巽さんにとってどんな年でしたか?

    巽:去年の8月にEBISU LIQUIDROOMがあって、そこに向けてずっとやっていましたが、やってみて思ったのは、自分自身もっとやれるなって可能性を感じて、ゴールはまだ遠いなって思った去年でした。


    ■そしてその日の『XANVALA ONEMAN TOUR「ANS」GRAND FINAL』が、今年3月にDVDとして発売しました。この日は巽さんにとってどんな1日になりましたか?

    巽:当日は意外と緊張していましたね。この日の前に摩天楼オペラとの2マンでこの会場に立っていたので、ハコに対しての緊張というよりは、今まで積み上げて来たものをこの日に上手く表現出来るかって部分での緊張だったかと思います。力みはありましたが本番始まっちゃえばいつも通りではありました。


    ■そしてこの日、ライブのタイトルでもあり、EBISU LIQUIDROOMでしかやっていない特別な「ANS」と言う曲を披露したとも聞いております。先日70.さんの取材でも、この曲は巽さんの自分への問いかけの1つの答えが「ANS」に込めていると聞きました。その部分を聞いてみたいです。

    巽:「ANS」の前に、「ASK」と言うツアーをしている中でリリースした「アーティスト」と言う曲があるんですが、その曲は自分の夢に対しての曲だったんですけど、今回の「ANS」は自分自身の生い立ちから今までを書きました。自分自身ネガティブなんですが、それでも今は生きようと思っているって所を綴りましたね。暗い曲、暗い歌詞ではありますね。当日のMCでも言ったんですが、自分は過去苦しい時、何回か死のうと思った事があったんですが、音楽があって救われた事を特に感じたその時のツアーになったので、ツアーを回りながら歌詞を書いたんです。


    ■今年1月にはDIGITAL SINGLE「R.I.P」もリリースしました。こちらの曲について聞かせてください。

    巽:詳しくは言えないですが、今ある大事な場所をちゃんと守り続けると言う想いを込めています。背負ってるものだったり、それを無くしちゃ行けないなって思っていますね。


    ■「R.I.P」はYuhmaさんと70.さんからも生音で勝負したい曲とも言っていました。ボーカリストとして、その辺を意識した所はありましたか?

    巽:この曲はストレートに行こう!って要望だけは伝えていて、ごちゃごちゃ色んな音を混ぜるよりかは、バンドサウンドで行こうってテーマはありました。ライブで繰り返しやって来てボーカリストとしては最近ようやく変わって来たんですよ。レコーディングだと綺麗に歌ったりしたんですが、ライブではちゃんと思い込められるようになって来て、改めてバンドサウンドを意識した曲で良かったと思います。どんどんライブ化けしている曲ですね。


    ■前回のインタビューの際、歌詞は書き溜めるわけじゃなくて、曲が出来てその曲を聞いてからインスピレーションでそれに当てはまる歌詞を書いているって聞いたんですが、それは今も変わってないですか?

    巽:そうですね。それっぽいものは書き溜めてはいるんですけど、結局曲を聞くと全然当てはまらない事が多いので、最近は1から書いていますね。結局ずっと変わらないですかね。


    ■「R.I.P」のMVで巽さんが表現したかった事はありますか?

    巽:シンプルなMVではありますが、ビジュアル系っていうものを正面からやりたかったですね。MVは始動からずっと同じ会社で制作して来ているんですが、その会社とXANVALAとで、今ある自力を全部出せた感じがしますね。ラスサビのパパパッと切り替わる所、一番最後の扉が閉まる所に光が縦に入る所は自分がその場で指示しました。その光も偶然の自然の日差しの光なんですよね!


    ■ZEPP SHINJUKUで無料配布のCDがお客さんに配られる事も発表されましたね。歌詞は巽さんですよね?どんな曲なんでしょうか? 

    巽:実はまだ歌詞は真っ白なんですよね。タイトルはとにかく決めようって言っていたんですけど、それもまだ出て来てないですね。曲のデモは出来ているんですけどね。


    ■今回の曲は誰の曲になるのでしょうか?デモを聞いたインスピレーションはどんな感じでした。

    巽:今回の曲は宗馬ですね。なんだろうな、明るくはないんですけど、前向きな曲って感じでした。今まで自分の事だけを書く事が多かったので、XANVALAとして自分の気持ちをリンクさせた歌詞が書けそうな印象でしたね。今までより踏み込んだ歌詞が書けそうな気がしています。


    ■話は変わって7月16日に新宿BLAZEにて、『XANVALA × BugLug 2MAN LIVE「バグバラ」』の開催も決定しました。巽さんは以前、BugLugさんの映像にゲスト出演したり、ワンマンにもゲストボーカルで出演したりと交流は非常にあると伺っておりますが、その辺の話をぜひ聞いてみたいです。

    巽:最初に対バンで呼んでもらってから、そこから一聖さんと仲良くなって、その後すぐMVやゲストボーカルのライブの電話が来て距離がいっきに縮まりました。俺もBugLugが大好きなので、2マンさせて下さいってお願いしたら、恩義があるからってOKしてくれたんですよ。そういう男気みたいな所も大好きになりましたね。この日、XANVALAにとっても、BugLugにとっても新宿BLAZEでは最後の公演になるんですよ。それもあって良い1日にはしたいって思っていますね。当日でもその前でも、一緒に何かしらの企画はやろうって話はしているんですけどね。


    ■BugLugさんに改めてコメントをお願いします。

    巽:良いお兄ちゃんみたいな感じなので、胸を借りるつもりもあるんですが、ただ本気で噛み付きに行く事が、やっぱ恩返しになると思うので本気で戦いに行きます。


    ■先ほど話に出ましたが、新宿BLAZEの閉館が決まっていますが、新宿BLAZEはXANVALAにとってどんな場所でした?

    巽:バンドとして最初の目標が新宿BLAZEだったんですよ。 始動して2ヶ月ぐらいで事務所のイベントで1回立たせてもらった際は、実力も数字もなかったので、いつか絶対ここでワンマンをやってやるって思ったステージでしたね。そこから必死で追いかけたステージだったので思い入れしかありません。


    ■そう言えば新宿BLAZEのワンマンは結成2年目の2022年でしたよね。コロナもあって大変な年でしたよね?

    巽:そうですね。結成2ヶ月で家から出られなくなりました。(笑)今だから言える話ではあるんですが、コロナ禍で他のバンドが結構止まっている中、止まっているなら自分達は動こうって言って色んな事をしましたね。それが結構でかかったのかなっていう感じはしていますね。


    ■そして6月にZepp Shinjuku「XANVALA TOUR 2023-2024 ”THE CULTURE” GRAND FINAL」が決まっております。とうとう4桁の会場、どんな1日にしましょうって簡単な質問で片付けられないものを抱えていると思いますが、その日に向けて話を聞かせて下さい。

    巽:ヤバイですよね!(笑)まずは応援してくれる人たちにとって、このバンドが好きで良かったと思える1日にしたいですね。そこに立つ事もそうですが、キャパだけじゃなくてZeppと言う名前もそうですし、そこに気負っているって言ったらちょっとネガティブな感じもしますが、今年に入るまでは先の話と思っていましたが、もう2ヶ月切った訳ですし、ツアーをまわりながら、すでに腹は決めてやっていますね。バンド内でもそんな空気もありますよ。


    ■現在ツアーを回っておりますが、ライブの雰囲気も変わって来ていますか?

    巽:少し前からライブ自体が変わりだしていて、自分達の事を前も結構激しいバンドだと思っていたんですけど、そこから倍ぐらい激しくなっています。やっと固まって来たと最近になって感じますよ!お客さんをラムダって言うんですけど、ラムダ自身の腹も決まって来た感じもしますしね!


    ■XANVALAは常に目標があって、それに向けて毎年躍進しているのが本当に凄いですよね。前回70.さんにも聞いたのですが、誰が率先してそこを決めているんですか?

    巽:ベースの70.ですね!


    ■70.さんは前回そんな感じの事言ってなかったです。メンバーみんなで決めていて、形だけのリーダーです的な事しか!(笑)

    巽:謙遜ですね!(笑)大体年間スケジュールを決める会議が、半年に1回ぐらいあるんですけどその時に70.くんが資料を印刷して来て、そこで毎回目標を決めてる感じです。実は最初、新宿BLAZEを決める会議があった時には、俺はまだ早いんじゃないかと思ってたんですよ。でも70.くんが言ってるんだったら大丈夫でしょって雰囲気もあって、結果実現出来ちゃたんですよね。何かそう言う積み重ねが、自信になって次のステップになっている感じですね!来年のビジョン、再来年ぐらいまで完全に目標はありますよ。もう気合で行くしか無いでですね!


    ■XANVALAは4人もコンポーザーがいて、どのメンバーも曲が書ける中、巽さんは色んなテイストの曲を歌える訳で、それに対して歌詞も書ける訳で、ある意味凄いバンドですよね?完全余談ですが、誰が作る曲が一番歌詞を書きやすいとかあったりするんですか?

    巽:特に無いですよ。それぞれ得意分野があって、その時の俺の心情や気持ちの部分で難航する事もあるし、しいて言うなら宗馬一番長い付き合いなので、気心知っている分、歌詞を書けるのが早い時が多いですね。70.は暗い曲が多いですが、俺も暗い気持ちの時にその気持ちがのると一気に書けたりとかもするんですよね。本当にまちまちですね。


    ■70.さんは前回のインタビューで、もっと暗い曲を書きたいと言ってました!

    巽:(笑)


    ■巽さん自身の今後の目標はありますか?

    巽:先輩からも言われますが、今時代がちょっと可哀想なこの時代に、自信がついてきたのもありますし、ビジュアル系自体のシーンを引っ張っていける、シーンをひっくり返せるような存在でいたい気持ちはあります。そこは目指してやっていますね!


    ■それでは最後に巽さんにとってXANVALAとは?

    巽:夢そのものです!


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    Vijuttoke INFORMATION

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    ≪24年5月号 配信LINE UP≫
    5月23日(木)18:00 巽(XANVALA)
    5月24日(金)18:00 泥眼 / DESTiA
    5月27日(月)18:00 Luv PARADE / CHAQLA
    5月28日(火)18:00 ACME

    Artist INFORMATION

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    DIGITAL SINGLE
    「R.I.P」
    2024.01.31 RELEASE!


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    LIVE Blu-ray&DVD
    XANVALA ONEMAN TOUR
    「ANS」GRAND FINAL 
    at EBISU LIQUIDROOM 2023.08.31
    Blu-ray ¥8,800(tax in)
    品番 : PICDB-033

    DVD ¥7,700(tax in)
    品番 : PICDA-033

    XANVALA TOUR 2023-2024 
    "THE CULTURE" GRAND FINAL
    ◆2024年6月11日(火)
    ◆Zepp Shinjuku (TOKYO)

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