“乱れることは美しい”をコンセプトとして掲げ、ヴィジュアル系の根源的な魅力を21世紀の感性で具現化する存在として大きな注目を集めているXANVALA。2020年1月の始動以降着実なスケールアップを果たし、ワンマンを基盤にした精力的なライヴ展開を可能にしていることからは、リスナーを惹き込む彼らの力の強さを実感させる。現在のXANVALAは8月28日に発売される3rdアルバム『BANQUET』のレコーディングを行っており、同作のリリースを経て、彼らはさらに勢いを増すだろう。XANVALAの宗馬(g)と知哉(ds)を招いて、『BANQUET』のことや両名のライヴ観などについてじっくりと話を聞いた。
Interview:村上孝之
――まずは7月17日に新宿BLAZEでBugLugと行った<XANVALA × BugLug 2MAN LIVE 「バグバラ」>の感想などを話していただけますか。
宗馬:BugLugさんとはイヴェントで何回かご一緒させていただいたことがありますし、うちのヴォーカルの巽がBugLugさんのMVに呼ばれたりといろいろ親交がありまして、そこから2マンをやらせていただくことになったんです。BugLugさんにはバンドとして沢山お世話になっているので、今回声をかけさせていただきました。一緒にライヴをしてみたら思った以上に親和性みたいなものがあって、すごく楽しかったです。