撮影:菅沼剛弘 / インタビュー:西村綾乃
Photographs by Takehiro Suganuma / Interview by Ayano Nishimura
[2012年10月掲載]
第1回:攻撃性がテーマの新曲「INNOCENCE」 PV撮影では記憶がないメンバーも
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――7枚目のマキシシングル「INNOCENCE」が10月24日に発売されますね。新曲のテーマから教えてください。
昴 テーマは、攻撃性でした。9月28日に結成3年目を迎えたのですが、ここで守りに入るのはなく、もっと勢いを出して行こう!と。制作ではいままでなかったことの連続でした。
――なぜテーマを攻撃性にしたのでしょう?
昴 やったことがなかったっていうのが最大の理由です。Royzってかわいいイメージがあるのかなって思うんですけど、こう……キラキラしているっていうか。色も水色とか、さわやかな感じっていうのかな。でも1つ大人になったRoyzを見せたいなと思って。インパクトと刺激を与えたいと思ったので、攻撃性を選びました。だから衣装も赤!なんです。
――具体的にはどんなチャレンジがあったのでしょうか?
昴 歌はシャウトを多目に取り入れています。こういう歌い方はあまりしてこなかったので、自分でも新鮮な感じがしました。
公大 曲は制作が本当に大変でした。いつも曲を作っているときって、作っている中でしっくりくる感じがあるんですけど、今回は曲を作っては、こうじゃない。作ってはイメージに合わない……の連続で、正解がないっていうか……。自分たちでも決め手が分からなくなっていった部分があって。できないんじゃないかって思ったくらい。でも最終的に2曲候補を絞って。最後選ぶときにどうしようかってなったとき、2曲を1曲に合体させよう!ってなったんです。そういう取り組みも初めてでした。
――思い出してお話しいただいてる顔がぐったりなさっているので、絞り出した……というか、大変な作業だったのでしょうね。曲が完成して、PV撮影はどのように進められたのでしょう?
昴 LEDビジョンを背景にして撮影をしたので、すごくかっこいい映像になったよね。撮影は廃墟みたいな場所で行いましたけど、キレイな感じに仕上がっています。
和稀 非現実的で、退廃的な感じだよね。
智也 うん。牢屋とか実験室とかもあったしね。
杙凪 オレは体調不良で、寝不足だったこともあって、この日の記憶がないんです。CDに特典として入る、オフショット撮影の映像を観たんですけど、自分がやっていることに対しての記憶が全くなくて。いままでで一番つらい撮影でした。
公大 とにかく暑かったよね。20時間くらい続けて撮ったから、とにかく眠かった。
昴 うん、めちゃくちゃ眠かったね。
和稀 大変なことばかりが浮かぶけど……。あぁ、オレもドラムセットを下ろすのにすごい大変な思いをしたよ。だって撮影をした場所は地下3階なのに、機材を手で持って階段で運んだからね。ぐったりした。
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