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別冊 club Zy.[vol.18] Kra
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別冊 club Zy.[vol.18] Kra

2013-12-20 19:00
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    撮影:菅沼剛弘 / インタビュー:西村綾乃
    Photographs by Takehiro Suganuma / Interview by Ayano Nishimura
    [2012年9月掲載]

    第1回:新曲「覚醒ディスト―ション」 込めたのは「自分を吐き出そうという思い」
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    ――シングル「覚醒ディスト―ション」が9月26日に発売されますね。疾走感のある楽曲に、「♪もっと解き放ってくれよ」など、たくさんの衝動が込められて、「動かなくちゃ!」と心を揺さぶられる感じがします。新曲のテーマから教えてください。
    景夕 今の日本人って言いたいことを言わずに溜め込んじゃう人が多いなーって、すごく感じるんです。ニュースとかを見ていても、早い段階で話が出来ていたら、事件とかにはならなかったんじゃない?って思うこともあったりして。ストレスがいっぱい溜まっている人たちに、少しの言葉でいいから、吐き出してみようよって伝えたいなというところから制作を進めていきました。

     吐き出してみよう!ってオレが言ったところで、大きくは変わらないとも思うんですけど、そうやって諦めてしまったら本当に何も変わらないから。大きな変化はなくても、みんながそれぞれ感じたことを、言ってもいいんだっていう意識を残せたらって思っています。

    ――1人1人の意識が変われば、大きな変化に繋がりますものね。でもなぜそこに着目されたのでしょう?
    景夕 大丈夫って言われても、その言葉は聞き飽きたよって、原発とかのニュースを見ていて感じて。結局ダメだったじゃん、みたいな……ね。

    ――「♪『大丈夫』だなんてもう聞き飽きた」って歌詞にもありますね。
    景夕 はい、ホント、ウソだったじゃん!って気持ちだったので。
    結良 なんか言っちゃいけない、聞いちゃいけない雰囲気?って言うの?同調が良いみたいなさ……。僕は空気を読むって言葉がキライで、空気を読むと個性が消えていくと思うんです。みんなが笑っているなら、とりあえず笑っておけっていうのもすごくイヤ。
    タイゾ 右向け右的な世の中はイヤだよね。学生のときとかさ、人気のテレビ番組を見ていないと話題についていけないとかあったよね。別に話題についていくことないのにさ。自分が好きな音楽を聴いて、ドラマを観て。早いうちに自分を持った方がいいし、自分はこれが好きなんだっていう意思表示を、もっとしていいと思う。
    靖乃 うん。作っている側の方にもそういうのが見えるよね。歌番組とかも、トーク番組みたいになっているのもあるしさ。ストイックに音楽を届ける番組があってもいいと思う。バンドって特に演奏シーンとかを観て、かっこいいなって憧れると思うんですよ。オレはそうだったし。ドラムを叩く姿を見て、こういう人になりたいなってバンドとかに憧れたから。絵で見せるのも大事だし、あとゆったり音楽を聴くことができる世の中になってほしいって思いますね。

    ――そうですね。音楽を真っ直ぐに届けるって大切だと思います。話は戻って、「覚醒ディスト―ション」が、言えない人、抱えちゃう人たちの背中を押すことができるような曲になればと思います。いま思っていて、言えないことって何かありますか?
    景夕 言った方がすっきりしちゃうからあまりないかな。言えない女の子とかを見ていると、今こうして欲しいのかなとか考えて、こっちからしてあげないとなって思ったりすることはある。そういうところって、女の子らしい部分ではあるよね。

    ――男女問わず、言えないことってありますよね。その言葉や思いってどこにいくのかなって考えたりします。
    靖乃 あぁ。オレは言葉って生まれたときに生を受けると思っているんです。言葉の擬人化って言えばいいかな。例えば自分が言えなかった言葉があって、自分の中にしまい込んだとしても、それは輪廻転生して、“言う側”じゃなくて、“聞く側”になるかもしれない。あ、同じ考えを持つ人がここにいる!っていう気づきになると言うか。そういうものだと思っています。


     
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