2015年に開催された第1回もファンたちの間で大きな話題になっていましたが、第2回となる今年もセガ・クリプトン・グッスマの「ミクダヨー」の権利を共同管理している3社から公認を受けての開催となり、さらにパワーアップした愛に溢れる作品が多数展示されました。 今回は特別に開場直前にお邪魔して、展示されている作品の数々を撮影してきましたので、cha_boさんのコメントも合わせて、たっぷりとお届けしていきますよ。
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▲肉感たっぷりのミクダヨーさん
会場となる「八番館」は2階建ての一軒家っぽいスペースとなっており、前回の2倍以上のスペースが確保されていました。
1階は風景とミクダヨーを描いた作品を中心とした構成で、トリックアートやポスターなども展示されていました。仏像をイメージしたミクダヨーのイラストは祭壇のようなスペースに置かれ、ここにファンが「ねんどろいど」や「大トロ寿司」などを飾り付けるという不思議なコラボレーションも生まれていました。
▲筆者も39円、お布施してきました
2階は新作を中心に赤いカンバスで統一した「赤の間」がメインとなっており、「太陽の塔」「ムンクの叫び」といったさまざまなアート作品と融合させた現代アートなど、個性的な作品も多く展示されていました。
「誰がミクダヨーを殺すのか?」というタイトルがつけられたミクダヨーの顔を描いた4連作には、多くの人が足を止めてじっくりと眺めていました。そのタイトルと作品を交互に見つめて思考している姿が印象に残っています。
▲誰がミクダヨーを殺すのか?
▲赤の間にあった新作、お気に入りです
▲ポップアートな印象を受けるミクダヨーさん
▲ミクダヨーさんは足元にも
主催したcha_boさんは「今年もセガ、クリプトン、グッスマの3社から許可がもらえて、無事に開催できたことがとてもうれしいです」と、初日の開場直後の様子を眺めながら語っていました。 昨年はかなり狭いスペースでの実施だったものの、500人ほどが訪れたそうで、そのことを振り返りつつ「今年は広いスペースが確保できましたから、ゆったりと見ていってもらえたらいいな」と、訪れた人々の様子を眺めながらおっしゃっていました。
さらに、「パンチ穴」でミクダヨーさんの姿を浮かび上がらせた作品について「これ大変でした。トンカチを使って穴を開けていくので夜は作業できないし、公園で紙を広げてやろうとしたらうっかり濡らしてしまって。しかもそれが犬のおしっこで……。慌てて翌日に新しい紙を買いに行って、なんとか間に合いました(笑)」といった制作秘話も。
▲ミクダヨーの目から見るミクダヨー展
初日は全国各地から熱心なファンたちが集まって、作品を眺めて味わうだけでなく、久しぶりの再会に話を弾ませ、ミクダヨーファン同士の交流も楽しんでいるようでした。
(昨年開催された第1回の様子はコチラ)