「GODZILLA」「パシフィック・リム」「ダークナイト」など、数多くのヒット作を手がけてきたアメリカの映画スタジオ「レジェンダリー・ピクチャーズ」の親会社であるレジェンダリー・エンタテインメントが、不動産事業を手がける中国の企業「万達集団(ワンダグループ)」に買収されたことが発表されました。

買収額は35億ドル(約4137億円)となり、当面は現行CEOであるトーマス・タルさんが続投するそうです。

人気ゲームを映画化した「ウォークラフト」が2016年に公開されるほか、「GODZILLA 2」、「KONG: SKULL ISLAND」など、注目作の製作を進めているレジェンダリー。 この買収がそれらにどのような影響を及ぼすのか、ファンの間で不安視する声があがっていますが、いまのところ予定に変更はなく、各プロジェクトは続けられていると伝えられています。

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rp_140728godzilla_1-840x424.jpg ▲「GODZILLA ゴジラ」の続編、いまのところは大丈夫っぽい? 

ここ数年の間で、映画業界における中国市場の影響力はかなり強いものになっており、いまではハリウッドが最も意識している市場とも言われています。

そんな情勢のなかで、すでに米国の大手映画館チェーン「AMCシアターズ」を買収していた「万達集団」が、レジェンダリーを買収したという流れが今後の映画業界にどのような影響を与えていくのか。注目せざるを得ないですね。  

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