2017年の年末からスタートしたこの企画。なにやらいろいろと考えておいた方が良いことが出てきたので、ブログを使ってまとめてみる。
これまでの作業は生放送しているので、初めての人とかはザッとチェックされたし。アカウント持ってないと観れないけどニコ動の方がおすすめ。
いけばな教室をカレー研究所に改装する - ニコニコ動画マイリスト
http://www.nicovideo.jp/mylist/60820825
いけばな教室をカレー研究所に改装する - YouTube再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLZ3irnsl4Z8Y3wTvxFN2wWEmDHjEO0ZTY
現状の把握
「面白そうだからやっちゃおうぜ」的な、その場のノリで決めちゃう私の良くあるパターンで始まったこの企画。当然の如く見切り発車でスタート。まぁ、ノリなんでそんなもんです。
私のポリシーとして「やらないで後悔するくらいなら、やって後悔しよう」というものがありまして、こういった行動パターンになるわけです。
正直、ニコ生チャンネルもそんな感じで開始したわけですが、ぶっちゃけニコ動がモロに落ち目の時にスタートするとか、正気の沙汰とは思えません(笑)
でもですね、やっぱり、なんだかんだ言って、人生ってのは行動しないと変わっていかないわけです。確かに時流に乗るとか、効率的な動き方はある。でも、人間は幸せになるために生きているんです。
時流に乗って一気にブレイクしたとしても、それが楽しいことでないのであれば、それは果たして幸せと言えるのでしょうか?
そんな哲学的なことをいつも感じながら生きているカレー☆ハンター1号でございます。
おっと、話が本題から大きく脱線してしまいました。現状の把握でしたね。そうです。見切り発車したので、この企画自体にエッジが立っていないのです。
そもそも私自身がなぜ「カレーハンター☆ラボ」を欲しかったのか?
それを改めて自分自身に認識させる必要があります。
なぜカレーハンター☆ラボを作ろうと思ったのか?
もうね、改めて真剣に考えてみましたよ、わたくし。それで出てきたのが以下の4つ。
[aside type="boader"]
- 信頼を得るために実店舗での活動がしたかった
- ニコ生で料理枠配信をできる場所が欲しかった
- イベント出展する際に大量の調理をする場所が欲しかった
- 定期的に料理教室を開催できる場所が欲しかった
[/aside]
ひとつずつ確認していきましょう。自分自身のためにw
理由その1:信頼を得るために実店舗での活動がしたかった
これはですね。カレー☆ハンターの活動をいろいろを考えていくなかで「やっぱり地に足を付けた活動って大事だよね」ということを感じたからです。
リスクをなるべく少なく、固定費は最低限に。とかくビジネスはこうやって考えていくのが良しとされます。もちろん戦略的に考えれば当然のことであることは私も理解しています。
しかし、リスクを冒して地に足を付けた活動をしている人間が得ている隠れたメリットは、果たしてどれくらい計算に組み込まれているか疑問に感じたことはありませんか?
具体的に言えば、数百万を超える初期投資をして店舗を構え開店したお店。ビジネスコンサルタント的な思考で考えれば、非常にリスクの高い行動です。
でも、この行動を取れた人間は、実は非常に大きなメリットを享受しているように感じるのです。それは…
覚悟を決めたことによる行動の変化とそれによる信頼の蓄積
効率化、効率化と世間では声高に叫ばれていますが、そもそも人間なんて効率的な生き物ではないんです。
そもそも、人間ごときが考えうる可能性の範疇で効率化をしたところで、神の采配で受け取るたった1つのチャンスで、人間ごときが考えた効率的な行動なんて、一発で吹っ飛んでしまうのです。
つまり、何が言いたいのかと言うと、人間ごときが考えたリスクを極限まで排除した最高に効率的な行動よりも、覚悟を決めた人間が極限の状況で取る行動の方が圧倒的に価値が高いという点です。
私は、ビジネスの成功には2つのパターンがあると考えています。それは…
[aside type="boader"]
- 優等生的アプローチでの成功
- ヤンキー的アプローチでの成功
[/aside]
の2つです。僭越ながら私はこれまで「優等生的アプローチ」で生きてきました。そして、その優等生的アプローチで得てきたものも多いです。
しかし、40歳を超えて、それなりに苦労していろいろな体験をした結果。最近では「優等生的アプローチって糞なんじゃね?」という認識が強くなっています。
ちょっと話が脱線してしまうので、詳細については別の機会にお話できればと思いますが、要するに「効率を追求すると、逆に非効率になる」と私が感じ始めているということです。
かなり脱線してしまったので、大きく舵を戻して本題ですが、実店舗がある活動をすることによって「あ、本気なんだな」ということを、カレー☆ハンターを初めて知った人達に暗黙的に伝えることが出来る。ということなんです。
最初は実店舗を持たずケータリングをメインで進めようと考えていました。
しかし、いろいろ話を聞いていくとケータリングのみでスタートした人の成功率は著しく低い。ということが分かってきました。
これは何が理由かといいますと、やはり「覚悟の深さ」が、その成否に大きく起因していると感じます。
実店舗がなくケータリングのみであれば「家賃も掛からないし、注文があった時だけ動けばいいや」みたいな思考にどうしてもなりがちです。人間なんて弱い生き物ですから、これは当然。
やっぱりね。ちょっと頭の弱いヤンキー的な思考で「カレー屋やるならお店以外ないっしょ!」的なのが本質なんだと感じるのです。
「論理的であろう」とほとんどの人は努力して生活していますが、残念ながら私を含めて論理的に行動できている人間は、世の中にほとんど存在しません。
凡人である私たちは、優等生的アプローチよりも、ヤンキー的なアプローチの方が、成果を残しやすいのではないか?
そう考えると、カレー☆ハンターの活動を続けていくなら「自分が作った美味しいカレーを食べてもらってナンボっしょ!」というのが、ヤンキー的アプローチでは当然だと感じました。
だからこそ「いつもカレー☆ハンターのカレーが食べられる場所」が物理的に必要だと感じたのです。
お酒を飲みながら書いているので、後日読んだら「深夜に書いたラブレター」状態の可能性がありますが、ひとまず長くなってきたので続きは後日。
さてさて、相変わらずお酒を飲んで書いています。「深夜に書いたラブレター」の続きを書きましょうか(笑)私のカレー愛は底なしですよw 理由その2について語っていきましょう!
理由その2:ニコ生で料理枠配信をできる場所が欲しかった
今でこそ言えますが、カレーハンター協会のニコ生チャンネルは異様にカレー調理の動画、配信が少ないです(苦笑) カレーは食べ物ですから、やっぱり「美味しくてナンボ」みたいな部分が少なからずあります。
ですから、カレーをメインテーマに添えている以上、やはり調理映像というのは必ず欲しいコンテンツだと私も認識しているのです。
しかし実際にニコ生チャンネルを開始してみると、調理映像というのは、なかなかにハードルが高く、手間の掛かるものだということが分かってきました。
そもそも調理映像ですから、調理できる環境がなければ撮影すら出来ないわけですよ。しかも、私の作りたい料理は本格的なスリランカ料理です。もし仮にキッチンスタジオを借りられたとしても、一般的な食材だけでは調理が出来ないのです。
和食でよく使う、塩、コショウ、醤油、砂糖、油くらいは、条件の良い場所であれば事前に用意してあるキッチンもあります。しかし、スリランカ料理で使うスパイスが用意されている場所はまずありません。
というか、そんなの当たり前ですよね(苦笑)
現在、生放送で利用させていただいているワニスタも当然のごとく調理スペースはありません。これは、そもそも撮影スタジオですから当然のことです。なので、今は苦肉の策で登山飯と銘打って、持ち運びのしやすいキャンプ用の調理器具と調理手法で撮影できるレシピをお届けしています。
まあ、これはこれで何気に好評なのですがw やはり私としては、もう少し家庭のキッチンに近い条件でも作れる美味しいカレーレシピを紹介したいのです。
というわけで、それなりに設備の整った料理配信ができる環境が欲しかったわけです。
手元にはいろいろレシピがあるんですよ
私、スリランカで数十種類のレシピを習って来ているです。でも、バタバタしていて習ってきたレシピを整理きていなかったり最適化する余裕がなかったりで、正直もったいないと自分でも感じているですよ。
だから、そのレシピを整理したり最適化する作業を生放送か動画でお届けできれば、本気で美味しいカレーを作りたいと考えている人には、とっても役立つ映像になると思うんです。
この作業をやることによって、私自身もカレーに関する研究が進みますし、コアなカレーマニアの皆さんには、日本でも随一の情報源になるはずなんですよ。
ハードおたくが発信する情報が人類を進化させている…はず。
自分で言うのもアレですが、スリランカ料理に関しては、私、日本でもなかなかのマニアだと思います。そのハードオタクが、さらにスリランカ料理の深淵を覗こうとする一挙手一投足は、カレー業界を牽引するカレーマニアの心を揺さぶるに違いありません。
なんせ私は、すぐに寝食を忘れて没頭する「やりすぎ星人」なのですから(笑) 自分が「知りたい!」と思ったことに関しては、日本人的な奥ゆかしい態度なんて吹っ飛びます。それこそオタクの真骨頂ですよね!
というわけで、今後も私は私の知りたいこと没頭して、たぶん一般的な日本人では選択し得ないような行動を私自身としては、当然の理由として行動し続けると思います。
当面の目標としては「スリランカの公用語であるシンハラ語と英語を身に着けたい」と考えています。なんでこんなことを考えたかと言いますと、料理を習う時にシンハラ語と英語が混在した状態で教えてもらう状況が頻発していたからなんです。
一次情報を得ずして、その対象の本質を知ること叶わず
ちょっと話が逸れるかもしれませんが、私がカレーの研究をスタートした15年くらい前の話をさせてください。それはそれは数多くのレシピ本と、それはそれは数多くのカレー教室に通っていいた頃の話です。
片っ端からレシピ本を買って、片っ端からカレーを作って、片っ端からカレー教室に通って、私は気が付いてしまったのです。本を出版している人、カレー教室を開催している人達の中には、残念ながら「センスの有る人」と「センスが無い人」が存在する。と。
そもそも、レシピ本に掲載されているレシピは、その著者が現地で学んだレシピを日本でも作れるようにアレンジしたレシピなんです。私も現地で習ったから分かりますが、現地のレシピを日本で再現するのは非常に難しいことが理由です。
さらに、カレーという言葉が際限ない包容力を持つことを隠れ蓑した大人の事情が絡むと、酷いことに現地で習ったことの無い人も著者として本を出していることが、ディープに踏み込んでいくと分かってきました。
そうなってくると「これじゃ現地で学ばなきゃカレーの真髄は掴めない」と切実に実感しました。
しかし、他の人にもそれぞれの事情があるでしょう。多少、齟齬がある情報であったとしても、分かりやすい表現をすることで、カレーの奥深さに気づき、興味を持ってくれる人を増やす作用もあるでしょう。
だから否定はしません。でも、少なくとも私は「現地で学んだ1次情報を私なりの価値観で調整したレシピ」を皆さんにお伝えしたいのです。
他人がアレンジしたレシピを更に私がアレンジしたとすれば、恐らくそれは元の料理とは似ても似つかないものとなるでしょう。
これは人それぞれの価値観によると分かっています。しかし私は「1次情報を私はこう考えてアレンジしましたよ」という事実を含めて皆さんにお伝えしたいのです。
ガチトークはさらに続く
酔いが回ったこともあり、かなり熱くなって脱線してしまいましたが、要するに「現地のレシピを日本風にアレンジしたにも関わらず、それがさも現地のレシピかのように伝える」のではなく「私が現地のレシピをこういった価値観でアレンジしましたよ」という情報をお伝えする場が欲しかったのです。
なんやかんやで、かなりのガチトークになっていますが、これが私の本音です。
よりたくさんの人に読んでもらいたいなら、記事タイトルにキャッチーなキーワードを盛り込めば良いのですが、この記事は「本当にカレー☆ハンターに興味を持ってくれた人」だけに読んでもらえればよいので、超テキトーなタイトルなんです。
そんなわけで、まだあと2項目が残っているので、引き続き投稿していきますが「ガチでカレー☆ハンター好きな人」だけ付き合っていただければ嬉しいです。
ではでは、続きはまた後日。
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