8月26日、ホワイトハウスで行われた閣議で、トランプ米大統領はワシントンD.C.で銃を突きつけられ強盗被害に遭った記者を紹介し、首都の治安悪化に対する懸念を強調した。

紹介されたのは、エポックタイムズの姉妹メディアであるNTD(新唐人テレビ)のホワイトハウス担当記者アイリス・タオ(陶明)。トランプ氏は、「あなたがこの街で残酷な形で襲われたと聞いた。我々の政権下ではそのような行為を容認することはない」と切り出した。

タオ記者は2年前、休日の午前中に黒いスキー用マスクをかぶった男にを突きつけられ、財布やパソコン、携帯電話のパスワードを要求されたと語った。拒否すると、銃で顔を殴られ、頬は赤く腫れ、しびれが残った。

タオ記者は以前、エポックタイムズへの寄稿でこの被害を記した。

「当時、記者として自分が持ち歩く機密情報を守り抜きたいと考えていた」と回顧。「情報源や同僚、そして愛する家族を守らなけれ