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沖縄県宮古島で、 天然記念物に 指定
されている、 日本在来馬の 『宮古馬』
43頭。 この馬たちが、 虐待を受け、
絶滅の危機にあります。
掃除もされず 糞尿まみれの 不潔な
小屋で、 短い綱でつながれ 骨折して
しまったり、 十分にエサも 与えられず
やせ細り、 衰弱する馬たち。 劣悪な
環境で 何年もつながれたままの馬も
います。 さらには、 温暖な宮古島で
“凍死”するなど、 異常な飼育方法と
しか いいようがありません。
(写真はインターネットより)
放牧し 健全な環境で 育てている牧場も
ありますが、 それはほんの一握り。
現在 仔馬がきちんと育ってるのは、
島内で 1カ所の飼育者だけだそう。
ほとんどの牧場で 虐待が起きている
状況です。 呆れて言葉もでません。
N氏は、 3年間で 10頭のうち7頭を、
S氏は、 2年間で 4頭のうち3頭を
死なせています。 さらにS氏は、
母馬を餓死させ、 母乳を飲むことが
できない仔馬を放置、 その後 死なせて
います。 S氏が 親子馬を 揃って死なせ
たのは なんと二度目! なんて劣悪な
人間なんでしょうか。
(写真はインターネットより)
また、 仔馬が生まれるともらえる
10万円の補助金。 S氏はその補助金
目当てに 妊娠している牝馬ばかりを
欲しがり、 なんとそれを 国も認めたと
いうので、 呆れます。 結果 親子馬
揃って 無惨な死。 動物に対する愛や
思いやりのない人間は、 残酷極まり
なく、 心が痛みます。
N氏の飼育環境も 最悪。 糞尿で
チャプチャプの池状態の 狭い馬房に
閉じ込め、 放牧せず ぎゅうぎゅう詰め
で飼育。 ひどい皮膚病。 1頭死んで
少しスペースが空いたですって、
こんなむごいこと言える 神経が
わからない。 宮古馬が 短期間に次々と
衰弱死していることが、 見過ごされて
いるのが 信じられません!!
(写真はインターネットより)
最初に 馬が死亡した段階で、 状況を
確認し、 所有者に 問いただす必要が
あったのでは ないでしょうか。 県も
市も、 これまで放置し続けてきた
ことがおかしい! 財政負担になる
“お荷物”の馬は、 早く滅んでほしいと
でも思っているんですか。 市は、 馬の
飼育を委託する 飼育者に 1頭あたり
月5,000円を 支払っています。 その他
馬事協会からも 飼育料が払われ、
月8,000円は 支給されています。
一頭の馬を育てるのに 月15,000円の
エサ代が必要とされており、 これでは
十分ではありません。 こんな状況
なのに、 市は責任を 飼育者に丸投げ。
誰もが 当事者意識がなく 責任のがれ。
犠牲になるのは、 何の罪もない、
『宮古馬』です。 動物を、 人間の
好き勝手にするなんて 許されません。
年老いた飼い主の方は、 馬を育てる
ことが不可能なら、 こんなことになる
前に、 どんどん若い方に 譲る方法を
考えるべきでした。
◆お知らせ◆
明日、 12月20日(木曜日)
NHKテレビ 22:00~22:45
「解体キングダム」
皆さま 是非 ご覧くださいませ♪
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では 皆さま 次号をお楽しみに。