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友人のフランス人の画家、マークエステル・スキャルシャフィキの
展示会があり、オープニング・パーティーに 駆けつけました。
東京 千代田区にある 飯田弥生美術館に 彼の Galery Room が開設
フランス パリ生まれの彼は、日本に住むこと、はや 45年!
彼は 1970年 大阪万博に訪れ、京都の清水寺で 水墨画を見て
墨のにじみの神秘性に見せられて、これを機に 外交官から画家へと
転身した異色の経歴を持っています。
温和なお人柄のマークエステルさん でも、
後ろの絵から 彼の湧き上がる エネルギーを感じませんか?
彼の作品のテーマは、一貫して 「大自然と人間の調和」。
日本神話 『 古事記』、ベニスなどの地中海風景、そして
美しい花束をモチーフに表現したもの。
その明るい色彩、独特の「にじみ」は 宇宙や大自然の根源から
流れ出てくるような 生命のエネルギーのように 神秘的で、
様々な形を生み出しています。
油彩で にじみの美しさを表現すると言う 独自の技法を生み出し、
その高い芸術は 世界中で高い評価を得ています。
日本神話をこよなく愛し、その魅力を多くの人々に伝えたいと思い、
1996年より 伊勢神宮、出雲大社をはじめ、全国130以上の神社へ
作品を奉納しています。
長い画家生活と 日本人より たくさん神社を訪れているのでは
ないでしょうか? こうしたすばらしい功績により、 2014年に
「文化関係者文部科学大臣表彰」を 受賞しています。
親交のあった 岡本太郎氏の すばらしい “寄せ書き” をご覧ください。
自然と人間の持つ神秘性が マークエステル の心をとらえて はなさない。
彼の表現は 無限に向って思考する 生命の例証であり、 深遠で
本質的な世界への 展望である。 私にとって 重要なことは、
ナショナリズムや 国境を超越して、芸術が 世界に向かって、
宇宙に向って 自由に伸びることである(中略)
マークエステルが 好む素材は、自然に流動する 液体のように豊かで、
貴重で、まるで 祭礼の風のように現れ、よどみなく流れ出る。
マークエステルや 人間だれしも 心の底にある感情、愛や喜び、
そして 悲しみや郷愁を描写しようと努める。 私にとって さらに
重要なことは、子供の絵に見られるような 魔法の魅力を
持ち合わせることである。(後略)「生命の実在」
本日、9月29日(火曜日) TBSテレビ
『世界の日本人妻は見た!』 19:00~20:54
明日、 9月30日(水曜日)
フジテレビ 『ごきげんよう』 12:55~13:25 是非、 ご覧ください
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では 皆さま 次号をお楽しみに。