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皆さま ごきげんよう。
私の ブロマガを ご購読くださり、
ありがとうございます。
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先日、 友人の ビル・ハーシーさんのお誘いで コンラッド東京へ
行って参りました。
オシャレで 洗練されたホテルに入ると、こんなモダンな オブジェや
巨大な壁画が 出迎えてくれます。
コンラッド東京HPより
この作品の作者は、製作当時 92歳の 篠田桃紅先生。
2005年に汐留にオープンした ヒルトン系の高級ホテル、
コンラッド東京ですが、この壁画が納まった日に、ホテルの
支配人が 「これで このホテルに ハートが入りました」 と言ったそうです。
ハートの “カタチ” は、 “ハート型” だけではないのですね。
ホテルの顔として、優しいぬくもりを感じるのは、 ホテルの方々の
ホスピタリティのほかに、 篠田先生が込められたホテルへの
“ハート” なのかもしれません。
篠田桃紅先生は、 今年 103歳になられました。
コンラッド東京で 「ザ・トールマン コレクションが選ぶ103点」と題して
10月26日(月) ~ 11月4日(水)まで、展覧会が開催されるのを祝して、
先生をお招きして 「ウェルカム・レセプション」が ありました。
篠田画伯は 上品な淡い からし色のお着物に、完璧にマッチした
帯あげに 帯留めを ゆったりと着こなされ、 とても素敵でした。
トールマン氏が 私を紹介されると、
「Of cause I knew her, she is too famouse not to」
(もちろん 知っているわよ。 こんな有名な方!) と
私の手を取り 今度は日本語で、
「 “ いつまでも 美しくいられるには” という 本を 出しなさい」と
おっしゃいました。
お帰り際にも、 再度 同じことをおっしゃり、念を押されていました。
とても 熱いものを感じました。
会場には、 聖路加国際病院名誉院長、104歳の
日野原重明先生も ご出席になられました。
お2人とも 車椅子でのご出席でしたが、現役でご活躍です。
とても お元気楽しいおしゃべりに 花が咲きました。
1913年(大正2年)生まれの先生は、5歳でお父様に書の
手ほどきを受け、その後は 独学で学び、戦後すぐに
43歳の時に 単身渡米して 文字の決まりごとを離れた
「水墨の抽象画」という ものを 確立されました。
その作品は、大英博物館やメトロポリタン美術館に
収蔵されるなど、世界的にも 高い評価を得ています。
古来より 無限の色を含むと言われる墨は、その日の
刻刻と変わる 自分の心のありようを 映すように思われます。
ピンと 見える筆先は、「私の あるじは 私」と
自由を求めてきた人生を 物語っているような気がします。
独自の世界を切り開いた桃紅さんの 100歳を過ぎても
果敢に挑戦を続ける墨の世界、これからの作品も楽しみです。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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先日、 友人の ビル・ハーシーさんのお誘いで コンラッド東京へ
行って参りました。
オシャレで 洗練されたホテルに入ると、こんなモダンな オブジェや
巨大な壁画が 出迎えてくれます。
コンラッド東京HPより
この作品の作者は、製作当時 92歳の 篠田桃紅先生。
2005年に汐留にオープンした ヒルトン系の高級ホテル、
コンラッド東京ですが、この壁画が納まった日に、ホテルの
支配人が 「これで このホテルに ハートが入りました」 と言ったそうです。
ハートの “カタチ” は、 “ハート型” だけではないのですね。
ホテルの顔として、優しいぬくもりを感じるのは、 ホテルの方々の
ホスピタリティのほかに、 篠田先生が込められたホテルへの
“ハート” なのかもしれません。
篠田桃紅先生は、 今年 103歳になられました。
コンラッド東京で 「ザ・トールマン コレクションが選ぶ103点」と題して
10月26日(月) ~ 11月4日(水)まで、展覧会が開催されるのを祝して、
先生をお招きして 「ウェルカム・レセプション」が ありました。
篠田画伯は 上品な淡い からし色のお着物に、完璧にマッチした
帯あげに 帯留めを ゆったりと着こなされ、 とても素敵でした。
トールマン氏が 私を紹介されると、
「Of cause I knew her, she is too famouse not to」
(もちろん 知っているわよ。 こんな有名な方!) と
私の手を取り 今度は日本語で、
「 “ いつまでも 美しくいられるには” という 本を 出しなさい」と
おっしゃいました。
お帰り際にも、 再度 同じことをおっしゃり、念を押されていました。
とても 熱いものを感じました。
会場には、 聖路加国際病院名誉院長、104歳の
日野原重明先生も ご出席になられました。
お2人とも 車椅子でのご出席でしたが、現役でご活躍です。
とても お元気楽しいおしゃべりに 花が咲きました。
1913年(大正2年)生まれの先生は、5歳でお父様に書の
手ほどきを受け、その後は 独学で学び、戦後すぐに
43歳の時に 単身渡米して 文字の決まりごとを離れた
「水墨の抽象画」という ものを 確立されました。
その作品は、大英博物館やメトロポリタン美術館に
収蔵されるなど、世界的にも 高い評価を得ています。
古来より 無限の色を含むと言われる墨は、その日の
刻刻と変わる 自分の心のありようを 映すように思われます。
ピンと 見える筆先は、「私の あるじは 私」と
自由を求めてきた人生を 物語っているような気がします。
独自の世界を切り開いた桃紅さんの 100歳を過ぎても
果敢に挑戦を続ける墨の世界、これからの作品も楽しみです。
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アメブロでは言えない話 ~The Salon of Lady Dewi~
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