ゲストさん のコメント
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アリスター・オーフレイムの敗戦、ビクトー・ベウフォートの「テストステロン騒動」など、絶えることのないMMAのステロイド問題。絶賛発売中の『Dropkick』特集「格闘技カルチャーの行方」では、ステロイド関連の話題をあらためて整理してみました!(聞き手/橋本宗洋) ―― 今日は元ファイターで現在はトレーナー、体づくりに関するメルマガも発行している大野さんに、ステロイドの話を中心にお聞きしたいと思います。
大野 このタイミングでっていうことは、きっかけはアリスターですか?
―― それが大きいです。アリスターは薬物検査に引っかかって出場停止になり、先日のアントニオ・シウバ戦で復帰したんですが、3Rに逆転KO負け。ステロイドを抜いた影響だって言う人が多いのは当然だと思うんですけど、実際のところはどうなんだろう、と。
大野 わかりました。僕もそこまで詳しくはないですけど、格闘技事情と絡めながらならお話できると思うんで。
―― アリスターが出場停止になったのは、テストステロンが基準値を大幅に超えていたからという理由でした。まず、このテストステロンってどういうものなんですか?
大野 いわゆる男性ホルモンですね。もの凄くわかりやすくいうと、筋肉を作ってくれるホルモンです。だから同じだけトレーニングしても、テストステロンを投与してるとより筋肉が大きくなる。
―― 基本的なことですけど、筋肉が大きくなるのは男性ホルモンの作用によるものってことですね。だから女性は筋肉がつきにくい、と。
大野 テストステロンは男っぽさを司るというか、肉食系ホルモンみたいな感じですね。
―― 草食系男子はテストステロンの量が少ないのかもしれない(笑)。
大野 性欲とか勃起にも関係しますしね。孤独願望が強くなるとも、闘争本能を高めるとも言いますね。
―― 孤独願望ですか。
大野 一匹狼って表現もありますからね。男性的な特徴なんですよ。
―― 「結婚しても一人の時間がほしい」とか(笑)。
大野 じゃあ引きこもりのネトゲ廃人は男性ホルモンが強いのかって話ですけど(笑)。もう一つ、テストステロンは痛みに対する恐怖心を減らすとも言われてますね。痛みに対して鈍感になる。
―― 完全に格闘家向きですね(笑)。そのテストステロンを薬で打ったり飲んだりするのがステロイド、と。
大野 でもここで言うステロイドっていうのは副腎皮質ホルモンの別称なので、治療で飲んだりもしますよ。僕も使ってましたし。
―― 大野崇はステロイダーだった!(笑)。
大野 もともとアトピーなんで、皮膚を回復するために飲んでたんですけど(笑)。ステロイドって、皮膚の治療に使ったりもするんですよ。手術のあとに投与されたりもするし。それとテストステロンも、もともと体内で分泌されてるものです。
―― それがなかったら筋肉もつかないし。
大野 人によって分泌量も違いますしね。分泌量が異常に高い人とか。
――筋肉がつきやすい、つきにくいっていうのはそれなんですね。
大野 K−1にマイケル・マクドナルドっていたじゃないですか。もの凄いムキムキの。あいつ、ウェイトトレーニングやったことないって言ってましたからね。「ウソつけ!」って(笑)。
―― 自然にああなったんだ(笑)。
大野 「ウチは家系的にそうなんだ。おじいちゃんもそうだった。100メートル10秒で走ってた」って。「オレは11秒をちょっと切るくらいだから遅い」らしいですよ(笑)。
―― マクドナルド家としては遅い(笑)。まあ実際に個人差はあるでしょうし、たぶん人種によっても違うんでしょうね。
大野 違いますね。骨格とか筋肉のつき方も違いますし。黒人の場合はヒザから下が長いとか、お尻の筋肉が発達しやすいとか。黒人の場合は筋肉的にスピードが優れてるんですよ。陸上だったら短距離ですよね。逆に白人はパワー系。ハンマー投げとか砲丸投げは白人が強いですよね。その国で盛んかどうかっていうのも関係しますけど、一般的には。
―― じゃあ日本人は何に向いてるんですかね?
大野 日本人というか黄色人種は……あんまり運動には向いてないですね(笑)。
―― あら(笑)。
大野 ということは、頭を使うしかないんですよ。技術であったり。
―― 日本人に向いてるというか、それしかないと。話を戻すと、ステロイドによって、テストステロンという男性ホルモンを人為的に増やすわけですよね。でも男性ホルモンって言いながら、「ステロイドのやりすぎで胸が膨らんできた」とか「睾丸が小さくなった」って話も聞くんですよ。あれはどういうことなんですか?
大野 ホルモンっていうのは自分の体内で作るものじゃないですか、本当は。だから外から投与すると、体の中がサボりだすんですよ。「分泌しなくていいや」って。
―― 実家の仕送りがあるから働かないみたいな(笑)。 ステロイドが全面解禁されても日本人選手は使わない!? 続きは 『Dropkick vol.9』 で! amazonでの購入は コチラ ■『Dropkick vol.8』絶賛発売中
黒人は五輪の水泳であまり見かけないから人種的に泳ぎが苦手とか言ってる2chネラーと変わらないです。
商売人だから単調な持論を押し付けて煽らないといけないのでしょうけど。
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