安田忠夫が語る「大晦日バンナ戦の裏側」と「テレビ不信」
2026/03/08(日) 10:56
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安田 最近太り過ぎちゃってさ。こないだドクター林先生に診てもらったら「缶コーヒーをやめろ」って言われて。1日に3リットルぐらい飲むから。
――毎日そんなに飲んでるのにやめれるもんですか?
安田 量を減らせばね、すぐに痩せる。前も缶コーヒーをやめたらすぐに痩せれたし。何気にね、博打以外はやめれるんだよ(笑)。
――ハハハハハハハ!
安田 博打と借金以外はやめられる。俺に金を貸すってことは「あげる」ってことだから、そのへんをわきまえて貸してね。ガハハハハハ!
――心に深く刻んでおきますです(笑)。
安田 林先生のおかげでいろいろと助かってますよ。寿命は伸びてるかなあ。途中で切れていれば、こんなに苦労することなかったんだけど……って思うときもあるけど(苦笑)。
――それで今日は人生の絶頂期でもあった2001年大晦日の話なんかを中心にうかがいたんですが、安田さんが新日本プロレスをやめてPRIDEに出たとき……。
安田 (さえぎって)いや、やめてないんだって。ずっと新日本にいたんだよ。PRIDEに出たときも新日本所属。
――すると新日本から給料は出ていたんですね。
安田 出てた出てた。
――そもそもPRIDEにはどういう経緯で出ることになったんですか?
安田 結局、新日本で鳴かず飛ばずだったじゃないですか。グダグダしていたら藤田(和之)くんがPRIDEに出て勝って。「他に駒はいないか」ってことで猪木さんが俺にやらせようって話になったんでしょ。
――格闘技のほうが活きるんじゃないかってことですね。
安田 そういうところは猪木さんも見る目はあったんじゃないの。あの頃猪木さんが声をかけたのは藤田くん、石澤くん、俺とかでしょ。
――そのへんは猪木さんはセンスがありますよね。
安田 「猪木さんに声をかけられただけでも幸せだよ」なんて言われたけど。あの頃はまだ橋本(真也)さんの家に集まっていて、藤田くんも来ていたからPRIDEの話になったんだよ。「本当にいいのをもらったら倒れますけど、痛いうちは返せますから。負けると思ったらオッパイを噛んで帰ってくればいいじゃないですか?」なんて話になってね。
――タイソン耳噛みオマージュですね(笑)。
安田 そうそう(笑)。「じゃあやってみようか」ってことでアメリカで練習することになったんですよ。新日本をやめてはないんだよね。
――PRIDEからもファイトマネーをもらったんですよね?
安田 もらってた。俺はいくらもらってたたのかな。手にした額は100万とかかな。PRIDEはもっと出してたみたいけど、俺にの懐に入る前に猪木さんのところに抜かれてるってことだよね、あとから聞くにはさ。
――要するに猪木事務所のマネジメント料なんですかね。
安田 そこらへんはどうなってたかわからない。◯◯さんに聞いたほうが早いんじゃない。
――◯◯さんは表に出ていないですし、猪木事務所の代表だった倍賞鉄夫さんも亡くなってますし……。藤田さんがPRIDEで活躍すると、猪木事務所のスタッフの方の車のグレードが上がるという都市伝説は聞いてますけど(笑)。
安田 ガハハハハハ! そうそう、本当に酷い話だよね。俺もその一部よ。車のタイヤぐらいは貢献してるんじゃない?
――アメリカではマルコ・ファスの道場で練習してたんですか?
安田 いや、最初は違うよ。新日本が提携していたLAボクシングジム。キッタねえジムだったよ。そこの兄弟が教えてくれた。
――ああ、マッコーリー兄弟ですね。
安田 それよ。アイツら練習だったのに俺のことを平気で待たせたんだから。バンナに勝ったあとは態度がコロって変わってさ。2回目に行ったときは空港まで迎えに来てくれたんだから。
――安田さんは新日本所属でしたが、PRIDE挑戦に関して新日本プロレスはあまり協力的じゃなかったんですよね。
安田 そうなんだよ。日本で練習するところは新日本の道場しかないでしょ。吉江(豊)はずっと協力してくれたけどね、アイツは柔道をやっていたから。KENSOに「ちょっと付き合ってくれない?」って頼んでも「用事があるんで……」ってどっか行っちゃう。
――冷たいですね(笑)。
安田 たしかに他の連中からすれば「プロレスの試合にも出ずに何をやってるんだ?」って、やっかみもあったんじゃないの。新日本から給料が出ていたことは一部の人間は知っていたことだしね。
――長州さんはまだ新日本の現場監督でしたよね?
安田 いたけど関係なかったよね。あの人は総合格闘技が嫌いだったけども、猪木さんのやり方には文句は言えないじゃない。
・バンナ戦以降は練習していない理由
・バンナ戦前日に大井競馬場へ
・作られた「借金人生と親子の物語」
・ギャラの件で猪木さんと喧嘩
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・UFO LEGEND藤田和之戦はガチンコだった
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・安田忠夫さんとギャンブルとSOULのベンチコート・“最後の側近”甘井もとゆきが語るアントニオ猪木&ズッコ夫妻
・「RIZINvs世界」がすごくよくわかるチャーリー柏木14000字!
・中井りん騒動、堀口恭司の高評価、RIZINマッチメイクの裏側■シュウ・ヒラタ
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ジュリアは危険だと騒ぐバカ/男性記者は全員出禁だ/実況アナ不足問題■非常ベル通信
2026/03/08(日) 10:27
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プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する「週刊プロレス事情通Z」のコーナー。今回のテーマは辻陽太問題続報、棚橋弘至は無能、男性記者は全員出禁、実況アナ不足問題です!(聞き手/非常ベル野郎)
【1記事から購入できるバックナンバー】・スターダムのチケットシステム/岩谷麻優15周年記念興行■事情通Zvs非常ベル野郎
――Zさん、大変です!非常ベルが鳴ってます!
Z うるせねえなあ。どうせまた幻聴だろ。
――最近のプロレス界はとくに大きな事件が起きてない。話題ないことが非常ベルですよお!
Z 平和でいいことじゃないか!
――強いて挙げれば、終息したはずの辻陽太のカードゲーム問題ですが、オーナーの木谷さんが追撃気味のポストを……『週刊プロレス』の過去記事を引用しました。
「今となっては良い思い出。面白かったなあ。
内藤さんは全てプロレスに落とし込んでくれた。だからこちらも乗れた」
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「RIZINvs世界」がすごくよくわかるチャーリー柏木14000字!
2026/03/04(水) 15:37
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RIZINマッチメイカー柏木信吾が語る2026年の「RIZINvs世界」!(聞き手/ジャン斉藤)
――柏木さんの会見通訳は外国人ファイターのキャラも伝わって最高なんですけど、とくにサバテロの場合はトラッシュトークも重なってキレキレですね(笑)。
柏木 けっこう気楽にやれるからいいですよ(笑)。誰かに言われたのは「通訳で敬語を使わないのは柏木さんだけですよね」って。
――あー、だから面白い。敬語だとサバテロのキャラクターが活きないですね。
柏木 敬語のほうがいいときもありますよね。そこはキャラによると思います。昔でいえば、マネル(・ケイプ)もいまみたいなかたちでやれば面白かったんですけど(笑)。まあ、彼は彼でキャラは伝わってましたけどね。
――パッチー・ミックスの参戦発表会見も面白かったんですけど、パッチーの登場は誰も予想できませんでした。
柏木 そもそもパッチーがUFCからリリースされていたことは誰も知らなかった情報なので。みんな「パッチーの次のUFCの試合は誰が相手なんだ?」って思ってたはずですけど、裏ではRIZINと契約していました。
――なんでもお漏らしする北米界隈で「パッチーがリリースされた」という噂が流れてもおかしくないですよね。
柏木 そこはマネジメントのアリ・アブデルアジズの力が働いたんですかね?
――RIZINはあのアリと交渉してたんですねぇ。
柏木 基本的にはアリですね。
――いつ頃から交渉は始まったんですか?
柏木 リリースの話を聞いたのは連敗したあとですかね。
――ということは10月の段階で!
柏木 その時点では、なんとなく話を聞いていたレベルで、アリとは交渉してなかったんです。自分らとしてはベラトールやUFCが払っていた金額を張るつもりはなかったですし(苦笑)。
――ベラトールは信じられない金額を払っていたし、UFCもなかなかの契約だったみたいですね。
柏木 パッチーはPFLから出ていってUFCと契約したのでPFLには戻りづらい。行く場所はKSW、オクタゴンしかないんですよね。
――ONEはないですか?MMA部門を縮小しちゃってますけど。
柏木 アリとONEは以前は蜜月でしたけど……。
――あ、そうだ。途中で割れちゃったんですよね。となるとRIZINしかない。
柏木 だから無理に追わなかったんですよね。榊原社長に報告したら「金額が合えばいいんじゃない?」ということでしたし。それで今年に入ってからアリのほうから直接売り込みがあって。たぶん、どこの団体も難しかったんでしょうね。
――PFL以外でそれなりのお金を払うのはRIZINしかないですね。
柏木 だからってすぐに合意したわけじゃないんですけど、RIZINの都合もあったんですよね、3月の有明のメインカードをどうするのか。秋元強真選手とパッチーに落ち着けばいいんじゃないの?と。
――なるほど。秋元強真の相手としてハマったわけですね。
柏木 それも固まったのは会見の1週間くらい前ですかね。ギリギリです。
――有明が3月7日じゃなくて、4月とか5月だったら、契約がまとまってなかったかもしれない。

柏木 そうですね。だからやっぱりタイミングって大事なのかなと。パッチーのタイミングもあるし、こっちのタイミングもある。それこそシェイドゥラエフを3月に出すべく動いてたんですけど。ノジモフやシェイドゥラエフとか、大晦日にインパクトを残した選手を年の頭に出していくのは当然なんですけど、ちょうどラマダンで……。
――ムスリムの「断食期間」にはどんなプロモーターも敵わない……。
柏木 社長は「なんとかならないの?シェイドゥラエフと話してよ」と粘ろうとしましたけど(笑)。シェイドゥラエフ、ノジモフ、ケラモフも動けない中で、パッチーだったら目玉になるんじゃないかってことですね。
――パッチーがムスリムだったら……。
柏木 思わずアリに聞いちゃいましたから(笑)。「パッチーはラマダンじゃないよね?」って。
――MMA事情が見事にハマったパッチー獲得だったわけですね。以前と違って高い金を払ってまで選手を起用する団体がなくなってる。
柏木 困るのは選手たちですよね。だから自分の価値や考え方をリセットしないといけないかなと思います。いまは完全に買い手市場で、団体側からすれば「じゃあ、どんだけお客さんを入れてくれるの?」ってことになるので。選手からすれば、こっちは性格の悪い奴と嫌われてるのかもしれませんけど(苦笑)。
――この渋ちんが!と(笑)。
柏木 ホントだったら大盤振る舞いしたいですよ。スコット・コーカー時代のベラトールみたいにやりたいですよ。でも、いまは無理ですよね。
――UFCやPFLのファイトマネーの相場が落ち着いてるからRIZINもやりやすい。パッチーの参戦は北米でも大きなニュースになってましたね。
柏木 やっぱりUFCからリリースされたという話がまったく出てなかったので、みんな驚いたんだと思います。リリースが先に報道されてたら「じゃあ次はどこで戦うんだ?」って話になるじゃないですか。UFCから切られたというニュースすらもなく、いきなりRIZINと契約したから相当のインパクトがあったんじゃないかなと。
――もちろん複数回契約なんですよね?
柏木 はい。複数回契約でフェザー級でやると。本人からしたらちゃんと試合がしたいと。
――「ちゃんと試合がしたい」とは?
柏木 パッチーの考え方では、必ずファイトキャンプがあって試合をする。そこはセットなんだと。でも、いいファイトキャンプもあれば、悪いキャンプもあって、それが結果に繋がってくる。そこは長い目で学んでいく必要があるみたいなことを言ってたんですけど。
――UFCでは悪いファイトキャンプだったと?
柏木 いや、ファイトキャンプすら張れてなかったんです。UFC最初のマリオ・バティスタ戦なんかはオファーから試合まで2週間しかなかった。ファイトキャンプほぼなし、体重17キロも無理やり落としただけ。それでも判定まで持ち込めたし、そんなに自信をなくすことはなかったというんですね。
――まさか2試合で切られるとは思ってなかったんでしょうね。
柏木 UFCからすれば、連敗したことで不良債権になったんじゃないですかね。パッチーの場合は普通の新規契約ファイターとは違うじゃないですか。
――1万ドル+1万ドルなわけがないですね(笑)。
柏木 他団体のベルトや実績を盾に「自分の価値はこれだけある!」って主張しながらUFCに入ってくるんで、契約に至るまでにいろんなやり取りをしたと思うんですよ。UFCからすれば、パッチー側の言い分を聞いて契約したのに「全然勝ててないじゃん」と。しかも2戦目はUFCデビュー戦の相手ですから「こんな高い条件は飲めないよ」と。コストパフォーマンスが一番のネックなんじゃないですかね。
――試合内容もそこまで響いてなかったですし……。
柏木 それで「いらない」という判断になったんだと思いますよ。
――最近のUFCの首切りは怖いですよね。勝ち越していてもバッサリいきますし。
柏木 これからのパラマウントUFCは、しっかりと貢献しなきゃ生き残っていけないってことだと思います。「俺は強いファイターだから、これだけもらってあたりまえ。勝ったんだからいいだろう」っていうスタンスは通用しなくなってきてると思いますね。
・新生PFLがすごかったところ
・北米が捨て、RIZINが拾うものとは
・UFCはシェイドゥラエフを取らない?
・RIZIN契約の倍率は500倍!?
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・RIZINのサブスクは?
・デュエルマストシステムはMMAを変えるか…14000字インタビューは会員ページへ続く
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