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世界最高峰UFCで強敵と戦い続けた 水垣偉弥 が徹底解説するダリオン・コールドウェルvs堀口恭司! どうしてコールドウェルはパウンドを打てなかったのか? そして全世界が待望するセフードvs堀口の展開予想から、水垣選手の今後の目標についても激白しています! 【1記事から購入できるバックナンバー】 ・噂のメイウェザー興行、北岡vsサトシのジャッジ、朝倉未来ライト級GPは?■笹原圭一RIZIN広報 ・判定・新時代は到来している!! これでわかったジャッジ最前線■松宮智生 日本MMA審判機構 ・「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」問題……ボクシングを冒涜してるのは誰か? ・フジメグ15000字】藤井惠インタビュー「あの頃の女子格闘技は“この先”がずっとなかったんです」 ・“アイスクリーム”・クロン・グレイシー、UFCデビュー戦を語る…サイレンの入場に込めた意味とは? ・【格闘技実況新時代】西達彦アナウンサー「格闘技を伝えるということ――」 ―― 今日は水垣選手に、ベラトールバンタム級タイトルマッチ「コールドウェルvs堀口恭司」と、UFCバンタム級王座決定戦「セフードvsモラエス」の2大バンタム戦争について語っていただきます。
水垣 よろしくお願いします!
―― その前に水垣選手! DAZNのコールドウェルvs堀口恭司解説をやられたあとにこんなツイートを……。
「堀口選手に挑戦するっていうのが自分の格闘技人生の大きな目標の一つになりました!!!頑張るぞー!!!!」 https://twitter.com/takeya_miz/status/1139772023318536192
水垣 はい(笑)。ボクの目標は北米MMAのチャンピオンになることだったんですけど、日本人がそのベルトを取るとは考えてもなかったんですよね。今回堀口くんがベラトールのチャンピオンになったことで、目標する選手が日本人なんだ……とあらためて思いまして、それでツイートしてみました。いまはどこの団体とも契約はしてないんですが、北米のチャンピオンという目標はずっとブレてないので、堀口くんと戦えるチャンスがあるならば、そこを目指したいと思ってます。
―― それは興味深いです!
水垣 ボクはずっと北米で戦ってきて、いまでもそこを目指してずっとやってきましたし、下りかけのオジサンの一発逆転じゃないですけど(笑)、堀口くんはRIZINとベラトールのチャンピオンですからね。
―― 水垣選手は2009年からWECやUFCという世界最高峰の舞台で戦い続けてますから、ずっと追い求めてきたことでもあり、実現すればキャリアとしても集大成の一戦になりますね。
水垣 まだどうなるかはわからないですけど、堀口くんと戦えるなら、その道が見えるなら……どこでも上がります!
―― 期待しています! さて、今回のテーマですが、コールドウェルvs堀口は半年ぶりの再戦になります。前回を大晦日決戦を踏まえて、水垣選手はどのような試合になると思われましたか?
水垣 コールドウェルのテイクダウン狙いというのは変わらないと思ってましたね。前回の試合でコールドウェルはギロチンをもらうまでやりたいことはできていたと思います。途中でバテてしまいましたけど、そこは慣れない日本、慣れないリングだったところもありますよね。
―― 今回はコールドウェルのホームリングですから勝手知ったるところあはあったでしょうね。
水垣 なので前回と同じようにテイクダウンを軸に攻めると見てましたし、堀口くんがどう対処するのか……というポイントがひとつ。そういう意味で序盤は堀口くんは劣勢でしたよね。
―― 1ラウンドはコールドウェルのテイクダウンからのヒジ攻撃が効果的でした。
水垣 1ラウンドは間違いなくコールドウェルが取りました。ただ、コールドウェルは試合を見てるぶんには疲れる展開ではなかったのに、3ラウンドに突然引き込みだして。あの引き込んだ瞬間に今回は堀口くんが勝つな……と思ったんですよね。
―― 堀口KO勝ちの雰囲気に染まりましたよね。
水垣 はい。でも、4ラウンドになると、コールドウェルがテイクダウンに成功して、やや持ち直したんですけど。
―― 腰が強い堀口選手から何度もテイクダウンを奪うコールドウェルも只者ではない、ということですね。
水垣 やっぱり凄いですよ。抑え込むだけで精一杯だったのは、攻めようとしてスペースを空けると立たれちゃうんじゃないか……という堀口くんのプレッシャーが強かったんだと思って見ていましたね。
―― コールドウェルがテイクダウンに成功しても、しがみついたままでパウンドを打たなかったのは、少しでもスペースを空けると堀口選手に立たれちゃうんじゃないかと。
水垣 実際にコールドウェル本人に話を聞いてみないとわからないことではあるんですけど。ボクの予想ではバックを狙ったり、次の手に行こうとすれば立たれちゃう恐れがあったからじゃないかと。1ラウンドはアタックしていたんですけど、2ラウンド以降は攻め手に欠けましたよね。 何かビックインパクトを作るよりも押さえ込むだけで必死だった。そこで力を使っているうちに、だんだんとスタミナもキツくなっていったのかなと。
―― なるほど。そこは堀口選手のプレッシャーが本当に凄かったということなんですね。
水垣 堀口くんには余裕があったとまでは言わないですけど、試合後のコメントで「前半は疲れさせるイメージ」と言っていたので、これは肝が据わってるなと思いました。 ―― 肝が据わってるとはどういうことですか? この発言の意味は? セフードvs堀口の展開も予想! まだまだ続く!
この続きと、堀口恭司、武尊vs皇治の乱闘、追悼・青木篤志さん、天心vs亀田…などの記事がまとめて読める「12万字・記事22本の 詰め合わせセット 」はコチラ
https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1781291
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