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ゲストさん のコメント

>>1
大晦日、ミルコには引退セレモニーをしてあげて欲しい。
そして、ヒョードル対ランペイジの立ち会い人にもなって欲しいです。
No.2
61ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
すっかり恒例となった 笹原圭一 広報によるRIZIN振り返りインタビュー!(聞き手/ジャン斉藤) 【1記事から購入できるバックナンバー】 ・【チャーリー徹底解剖】RIZIN海外事業部・柏木信吾12000字インタビュー ・ 【堀口vs朝倉の衝撃】笹原圭一広報「RIZINという生き物が勝手に動き始めてきた」 ・【大晦日大再戦】朝倉海インタビュー「憂流迦戦が決まったときから堀口戦のゴングは鳴っていた 」 ・朝倉未来1万字「メリットがないからモチベーションは低かったかもしれないですね」 ―― 笹原さん! 去年の10月RIZIN大会に引き続き今回も台風にやられましたねぇ。 笹原  もう本当に大変でした。大会前は、RIZIN.19vs.台風19号みたいな感じで、対応に追われていましたから。雷神(RIZIN)という名前が台風を引き寄せてしまうのか……昨年のRIZIN.13の堀口恭司vs.那須川天心の時も直撃しましたけど、最近の台風は、よほどRIZINに興味があるのか?って感じですよね。 ―― いや、今回の台風19号は関東直撃ですからONE両国大会のほうに興味が…… 笹原  (さえぎって)そんなことより! 斉藤さんがアチコチでRIZIN.19翌日の13日にRIZINが横浜アリーナで「何かとんでもないイベントをやろうとしている!」「ハッスルを復活させるのか?」「RIZIN武士道旗揚げだ!」とか吹聴したおかげで、マスコミやファンからいろいろ問い合わせが入って、それも大変でしたよ! ―― ボクが唱えていたのはRIZIN大運動会説ですよ! 聞くところによれば、本来の年間スケジュールだとRIZIN.19は10月13日の横浜アリーナでやるはずが、その日のフジテレビ地上波は世界バレーの中継があるということで、地上波対応のために12日にスライドしたとか。 笹原  もう今年のはじめに横浜アリーナは抑えてあったんですよ。だから今回大阪と横浜と連日やるかもと話になったときに「RIZINがわざとONE両国にぶつけようとしている」なんて声も聞こえてきましたが、とんでもないです。 ―― RIZINとしてはどうしても13日もやらなきゃいけない理由はあったんですよね。 笹原  来年は東京オリンピックイヤーで都内の大会場はどこもスケジュールがパンパンなんです。来年の会場確保のことを考えると、無理してでも今年やったほうがいいだろう、ということだったんですよ。 ―― オリンピックの影響で、新日本真夏の祭典G-1クライマックスの開催も夏じゃなくなる……なんて話がありますね。 笹原  ライト級GPを大阪ラウンド、横浜ラウンドに分けて大会をやるとか、キックの選手を中心にカードを組めないか……とかいろいろとアイデアはあったんです。佐伯(繁)さんに「DEEPでやってくださいよ」って話しても、「そんな無理に決まっとるがや!ぶひっ!」みたいな感じで取り合ってくれないし。で、最終的には泣く泣くキャンセルしたんです。 ―― でも、結果的にやらなくて正解だったかもしれませんね。台風19号のせいで新幹線や高速道路での移動は絶望視されてましたし。 笹原  まぁ、そうですね。ボクたち関係者の大阪から横浜の移動どころか、ファンも横アリに辿り着けなかったかもしれないですし。 ―― そういう意味でいえば、台風が直撃したおかげでRIZINはツイていた……いや、そもそも台風19号が直撃しなければツイてないのかな……。 笹原  まぁ実際に台風の被害に遭われている方からすれば、我々は全然幸運なんですけど。にしても、横浜大会の実施の有無をなかなか決められなかったので、相当ファンの方をやきもきさせてしまったことは申し訳なく思っています。 ―― RIZINって期待度が高いから、ちょっとした情報で一喜一憂しがちですね。ONE両国大会のゲスト解説を那須川天心と堀口恭司が務めただけで「……2人がONEに移籍する!」「堀口とRIZINのあいだに隙間風が!」と騒いだり(笑)。 笹原  これはこの際だから説明しますけど、RIZINはそういうところはたいがい大らかなんですよ。そりゃONEとは近しいかというと決してそんなことないですけど、別に解説くらいいじゃん……って考えるわけですよ、RIZINは。だってわざわざ日本にやってきて台風の中でイベントを開いているのに、「あいつら気にくわないから、天心も堀口も解説やらせない。プイっ!」って、どんだけ狭量だって話ですよ。なんでもかんでもできますよってことはないですけど、できる協力は全然しますよ。 ―― 仲が良いことよりもケンカしている方が注目されますからね。 笹原  ファンの皆さんがRIZINの一挙手一投足に注目してるってことはありがたいことなんですけどね。でも、今回の「視聴率3パーセント」騒動みたいなことも起きちゃうんですよ。 ―― あー、ナントカ・ラボの発表した数字が3パーセントだったと記事になったことですね。ビデオ・リサーチの数字じゃないのでスルーしてましたけど、けっこうな騒ぎになっていて。 笹原  その記事の根拠になっている視聴率はスイッチ・メディア・ラボというテレビ視聴データ分析サービスの数字なんですが、地上波各局が採用しているのはご存知のビデオ・リサーチの数字なんです。ビデオリサーチの方が詳細な分、値段も高いらしいんですよ。 ―― ビデオ・リサーチは分単位で数字が出るみたいですね。いままでその数字を使ってきたわけですからビデオリサーチで比較しないと意味はないですし。ビデオ・リサーチだと今回は5・9パーセント。 笹原  3パーセントって最初に聞くと、「その倍取ってるじゃん!」ってなるかもしれませんけど……ってなりませんよね(笑)。5.9パーセントという視聴率は、決して楽観できる数字ではないですけど。  ―― 災害があった日は特別報道番組を放送しているNHKの数字が高くなる傾向があって、実際にあの日のNHKはどの時間帯も軒並み高視聴率だったみたいですね。 笹原   当然そうなりますよね。RIZIN中継も画面上は災害情報で埋め尽くされていましたから。 ―― しかも朝倉海vs佐々木憂流迦の試合が終わったら報道番組に切り替わって実質1時間半しかやってなかったという。ボクはこのカードでいつもの数字が獲れるんだってちょっと驚いたんですね。 スイッチ・メディア・ラボの3パーセントの数字を見たときに「……ありえるかも!」って思っちゃいましたから。 笹原  斉藤さん、一言いいですか。「舐めんなよ、ジャパニーズMMA、RIZIN!」 ―― 笹原さんが某アジア団体を舐めてるような(笑)。 笹原  ボクらは最初に5.9って数字を聞いていましたから、RIZINの数字が3パーセントだった、みたいな話が耳に入ったときに、また斉藤さんみたいな愉快犯がデマを撒き散らしてると思ったんですよ。こちらこそ疑って失礼しました(笑)。 ―― ひどい! でも今回朝倉海vs佐々木憂流迦を生中継の目玉の一つに持ってきたのはRIZINとしてはけっこう勝負だったんじゃないですか。格闘技ファンは大注目のカードですけど、格闘技に興味のない層って結局は知名度勝負ですし。 笹原  海選手の存在感は世間的にもグッと上がってきているんですが、仰る通り地上波的には朝倉海vs.佐々木憂流迦はかなりの賭けなんですよ。RENA選手や山本美憂選手と世間が興味を抱いてくれる女子の試合は2つあるので、男子の試合を何か用意しなきゃいけない。那須川天心、堀口恭司がいないなかだと海選手で勝負するしかないですよね。そこはボクたちの意思の表れなんですけど、もっと朝倉兄弟を売り出して行こうと。その期待に応えてくれましたよね。 ―― 世間の壁は厚くて高くて厄介ですけど、朝倉海には突破できそうなパワーを付けてきたから勝負できた……ということですね。 笹原  地上波との戦いはRIZIN旗揚げからのテーマですけど、地上波に乗ったことでスターになっていく選手は多いですからね。そこは選手のモチベーションにもなります。凄い試合をしたら地上波に乗るかもしれないと。 ―― 今回、白鳥大珠選手と大雅選手の2人がショートノーティスでも戦ったのはそこのモチベーションも理由のひとつにあったはずですし。そして見事に、もぎ取ったという。 笹原  ボクらとしてはできるだけ多くの試合を地上波で流したいんですけど、やっぱり限られた時間の中で少しでも世間が興味を惹くカードに絞られてしまうんですね。でも、マニアはやっぱり自分の好きなものを世間に認められたいわけですよね。 ―― マニアってPPVで見てるはずなのに、地上波の番組構成に口を挟むかといえば「俺が好きなものを認めてほしい!」という感情があります。ボクもどうしようもないマニアですから気持ちはよくわかります!(笑)。  笹原  自分が好きなものが3パーセントとしか見られてない……となれば大ショックですよね。いまRIZINを支えてくれているコアファンの方々からは、そういうエネルギーというか、情念をひしひし感じますし(笑)。 ―― ボクもどうしようもないマニアなので、これまた理解できるんですが、世間に認められてスターになったらなったで「……アイツも変わったな」って文句を言いますからね(笑)。 笹原  ハハハハハハハハ!  ―― 「急に強くなった朝倉海はドーピングをしてるに違いない!」とかその極みだと思います(笑)。今回のRIZINは試合自体は面白かったんですが、生中継対応のためにお客さんが長時間も待たされちゃいましたね。 <1万字インタビューはまだまだ続く> この続きと、カイvsウルカ、ケニー入国妨害事件、「真剣勝負」発言、山田恵一などの11月更新記事が550円(税込み)でまとめて読める 「10万字・記事18本の詰め合わせセット」 はコチラ  https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1839204 この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事85円から購入できます!  
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