kindyさん のコメント
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この記事は 「東京ドームを押さえろ!」(長州力) を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤) 【1記事から80円から購入できるバックナンバー】 ・「ボクと真剣勝負してください!」(田村潔司)■名言で振り返るプロレス格闘技 ・「明日からまた生きるぞ!」(船木誠勝)■名言で振り返るプロレス格闘技 ・ランペイジ・ジャクソンとPRIDE愛憎劇、ついに完結へ…… ・堀口恭司欠場と「マニアがジャンルを潰す」論 今年春頃のRIZIN FIGHTING FEDERATIONで那須川天心選手が「それ(武尊戦)をやるんだったら東京ドームしかないですよね。ドームを押さえろ!」と発言して、武尊選手も「東京ドームで会いましょう」とツイートしたことが大きな話題を呼びました。 この「東京ドームを押さえろ!」とは、もともとは当時の新日本プロレスの現場責任者だった長州力さんの発言です。1995年10月9日、新日本プロレス対UWFインターナショナル全面対抗戦。その会場となった東京ドームをまさしく押さえたときに飛び出たものでした。
この東京ドーム決戦の開催が発表されたのは8月24日。この日に新日本とUインターがそれぞれの事務所で同じ時刻に記者会見をやる……というずいぶん特殊なシチュエーションでした。会見のテーマはUインターに所属していた山崎一夫選手がUインターとの契約が残っているのに新日本プロレスに出場したトラブルに関するもの。同日同時刻に同じテーマで会見をやる時点でかなり不思議だし、東京スポーツの記者があいだに入って「向こうの会見ではこんな発言をしています」と伝えたことで、長州さんと高田延彦の電話会談が実現する運びになります。
この電話会談自体はマスコミの前では公開されておらず、自分のデスクに戻って高田さんと電話をする長州さんの姿しか記者は確認できていません。その最中、突然怒鳴り声をあげた長州さんが電話を叩き切り、今回の名言を叫んだ……とされていますが実際には「ドームを押さえろ!」とは言ってないんです。そして、この電話会談の面白いところは、記者会見前にすでに東京ドームを押さえてあったことなんです。
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