• このエントリーをはてなブックマークに追加

kindyさん のコメント

この後藤田選手はすごい試合するから不思議ですね!
No.3
55ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
アントニオ猪木の元・娘婿で新日本プロレスの社長を務めた サイモン・ケリー インタビュー第5弾。今回はIGF大晦日・小川直也vs藤田和之を振り返ります! プロレス頭をフル回転しながら読もう!(聞き手/ジャン斉藤) パート1はコチラ→ 「プロレスに関わることは倍賞美津子さんに大反対されました」 パート2はコチラ→ 「猪木事務所の暴走、ロス道場設立、猪木vsMMAファイター」 パート3はコチラ→ 第5代新日本プロレス社長から見たシンニホン暗黒時代 パート4はコチラ→ 「ダーッ!!」は権利問題でリング上では不発……IGF嵐の船出! サイモン  レッスルマニアが話題になってますけど、猪木さんがWWEの殿堂入りしたことを思い出したんですよ。 ―― レッスルマニアに合わせて式典が開催されるやつですね。猪木さんは2010年に殿堂入りして。 サイモン  あの当時、WWEのエージェントのジョニー・エースさんとたまに会って話をすることが多かったんですよね。 ―― 情報交換じゃないですけど。 サイモン  そうそう。そのときに「アジア人プロレスラー初の殿堂入りは猪木さんしかいないですよね?」みたいな話を振ってて。 そうしたらWWEとしても猪木さんの殿堂入りを考えてたみたいなんですけど、内部でもハードルはあったみたいなんですよ。ビンス(・マクマホン)さん本人は猪木さんの思い出があまりなくて。お父さんのシニアさんなんですよね、猪木さんや新間(寿)さんと付き合いが深かったのは。 ―― ビンスの代になってからは新日本とWWEは疎遠になっちゃいましたね。 サイモン  それに猪木さんや新日本プロレスには「何をするかわからない団体」という危ないイメージがあったから、WWEの内部でも「本当に大丈夫か?」と心配する声もあったみたいです。ちゃんと殿堂の式典に出てくれるよね?と(笑)。 ―― ハハハハハハハ! 猪木さんが何を余計なことをやるんじゃないか?と(笑)。 サイモン  こっちとしては猪木さんのデビュー60周年の節目に殿堂入りが実現できて凄く嬉しかったですけど。猪木さんは、あまりピンと来てなかったんですよ。「どうでもいいよ」じゃないけど、そこまで乗り気ではなかったんですよね。 ―― 猪木さんならそういう反応ですよね。いまさらWWEの殿堂なんて……という。  サイモン  でも、 IGF側からすると、これは絶対に行ったほうがいいって話じゃないですか。猪木さんと一緒に大人数でレッスルマニア現地に行ったんですよね(笑)。行ったら行ったで猪木さんも喜んでましたからね。 ―― WWEなら超VIP待遇しますし。 サイモン  それはもちろん。 またレッスルマニアになると、ただでさえスケールの大きいWWEがさらに別世界になるんですよね。宿泊したホテル自体がWWの貸し切りだし、街全体がWWEの一色になっちゃってますからね。 ―― レッスルマニアの経済効果ってハンパじゃないんでしょうね。 サイモン  オリンピックじゃないですけど、「来年はウチの街でやってくれ」って誘致運動があって、それぐらい経済効果が凄いみたいですから。だって選手や関係者がホテルから会場に行くにもバス何台、リムジン何台っていう世界なんですよ 。それをパトカーが誘導して、交差点から高速道路まですべてブロックして一気に会場に突き進んで。こんなマネはさすがにどの団体もできないなっていうレベルだったので、あらためてWWEはスゲエなあって感じたんですよね。  ―― 猪木さんとビンスは会話したんですか? サイモン  猪木さんとビンスさん、2人で話していた瞬間を見ましたよ。 ―― おおっ!! サイモン  そのとき周りには誰もいなかったんですけどね。だから何を話したかは公開されてないんですけど……。猪木さんとビンスさんのあいだにはちょっと緊張感は流れてんですけど、何十年ぶりかに会話 をすることで、お互いにホッとした印象はあったように見えましたね。 ―― 稀代のプロレスラーと稀代のプロモーター。いいシーンですねぇ。 サイモン  猪木さんの殿堂入りのインダクター(紹介者)はスタン・ハンセンさんだったんですよね。 ―― そこもちゃんとアントニオ猪木というプロレスラーの歴史を考えてますよね。アメリカのプロレスファンからすれば、猪木さんとハンセンの関係は知られてないから拘る必要はないんですけど。 サイモン  WWEには本当に細かくやっていただいたというか。猪木さんのスピーチは短かったんですよね。通訳の俺が入っていても5分かかってないんじゃないかなって。周りも「あれ、もう終わり?」みたいな反応で。でも、最後は会場のみんなで「ダー!」をやったりしたので相当インパクトあったと思うんですね。 ―― 「ワン、ツー、スリー!!  ダーッ!」ってやったやつですね(笑)。 サイモン  そういえば、あのときは邪道・外道の2人がプライベートでレッスルマニアを観戦に来てて、終わったあとにみんなで酒を飲まないかなって誘ったり。猪木さんの前だったので固くなってましたけどね。あと同じアリゾナ州のツーソンからドン・フライが遊びに来たりとか。そうだ、急に猪木さんが「ラスベガスに行きたい」と言い出して、予定変更してラスベガスに向かったんですよ。  ―― 猪木さん、アメリカ旅行を満喫してたんですね(笑)。 サイモン  そのあと日本人レスラーが殿堂入りしたのは藤波(辰爾)さんですよね。今年はライガーさんが選ばれるんじゃないか……って噂は出てますけど(※取材後、ライガーの殿堂入りが発表)。 ―― それで今日は大好評IGFエピソードの続きなんですけど。2010年大晦日『Dynamite!! 』で鈴川真一vsボブ・サップのMMAルールが組まれたじゃないですか。 サイモン  あー、サップが試合直前にドタキャンしたやつ。 ―― 大会プロデューサーの谷川貞治さんいわく、サップが戦意喪失して控室に籠城したと。「ドタキャンした理由はわからない。二度と使わない」とサップ側に非があることを匂わしましたが……実際は何があったんですか? この続きと、小川vs藤田大凡戦の謎、古瀬美月、ぱんちゃん、異常なレッスルマニア…などの4月更新記事が550円(税込み)でまとめて読める「 11万字 ・ 記事20本 の詰め合わせセット」はコチラ  https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1894505 この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック! 1記事90円から購入できます!  
Dropkick
プロレス格闘技マガジン『Dropkick』公式チャンネルです。【更新コンテンツ】スペシャルインタビュー/斎藤文彦INTERVIEWS/小佐野景浩の「プロレス歴史発見」/プロレス点と線/OMASUKI FIGHT/アカツキの『味のプロレス出張版』/大沢ケンジ/二階堂綾乃/オレンジ色の手帳/中井祐樹日記/ジャン斉藤……のコラムなど。週一の音声配信もやってます!