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ゲストさん のコメント

対抗戦を見て感じたもやもやが、すっきりしました!
No.6
42ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
北岡悟 が「リデットUWFvsハードヒット」を熱く語っていると聞いてさっそくインタビューしました!(聞き手/ジャン斉藤) 【1記事から購入できるバックナンバー】 ・高野拳磁とPWC伝説■渡辺宏志塾長 ・AKIRAインタビュー⑤「新日本プロレスと全日本プロレスの違い」 ・義足でプロレス復帰する凄いヤツ! 谷津嘉章■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」 ・菊地成孔☓佐藤大輔■「ローリング20」におけるRIZINと東京オリンピックの行く末     ―― 北岡さんが「リデットUWFvsハードヒット」の対抗戦を熱く語っていると聞いて飛んできました! 北岡  はい、語ってますね。RIZINではなく(笑)。 ―― ハハハハハ。 北岡  でも、ボクはプロレスはヨカタですよ。 ―― でも、UWFって観客論ですから。 この対抗戦を見ようと思ったきっかけはなんですか。 北岡  ウチ(パンクラスイズム横浜)の川村亮がメインに出るということもあるし、レフェリーも梅木(よしのり)さんと関係者が携わってることもあって。雑な言い方をしちゃうと……格闘プロレスじゃないですか。川村のこの先について考えることもあって、どんな動きをするのかな見たいなと。意外とマジメなんですよ(笑)。 ―― いま北岡さんが「雑な言い方」と言いましたが、「格闘プロレス」という言葉は肯定的にも否定的に使われることがあって。いまプロレス界では前者なんですよ。 北岡  ああ、そうなんですか。いまボクはちょっと申し訳ない感じの言い方で……決して馬鹿にしてるわけではないんですけど。このインタビューの大前提として、ボクはプロレスをやったことが一度もないし、いまの時点で思うかぎり今後もやることはない。落ち目のMMA 選手ですけど(笑)、やる気はない。それこそハードヒットの佐藤光留さんから誘われたこともあるし、 青木真也さんからも軽く探りを入れられたことはあるんですけど。 ―― プロレスそのものに何か複雑な感情があるんですか? 北岡  そういった感情以前の問題なんだと思います。 ―― 興味がないと。  北岡  興味がない以前。プロレスにどうこうあって格闘技を始めたわけじゃないから。格闘技を始めた人ってプロレスファンだったりする人がけっこういるじゃないですか。 ボクもこの世界に入る前は格闘プロレスをチェックしていたし、どちらかわからないような試合を見てましたけど。 ―― まだグレーな時代ですね。 つい最近、中井祐樹先生が「俺こそがU系だ」ってツイートしてて。UWFの源流は佐山聡さんだからそりゃそうだよなと思ったんですけど。 北岡  日本の格闘技は、プロレスラーが格闘技をやろうとしたり、格闘技と出会ったことで動いてきたものであることはたしかですよね。 そういう意味ではU系ってことですね。でも、そこはすごく雑な言い方がしちゃってあまり好きじゃないんです。 ―― プロレスラーがいたことで総合格闘技できた……という流れはあるにせよ、それだけで成立したわけではないですからね。 北岡   UWFが流行っていた頃、ボクは子供だったのでよくわからなかったし、ムーブメントになったのは時代の産物ということもあるんだけど。作り手の方々が何かをなしたいと思ったエネルギーがすごかったじゃないですか。 ―― ストロングスタイルの回帰する志向が結果的に「プロレス→格闘技」に転換していく運動体としてのエネルギーですね。 北岡  パンクラスも若い方々が中心に旗揚げっして…… でも、みんながみんな格闘技をやりたかったわけじゃないと思うんですよ。何か認めてもらいたい、 何かになりたくて真剣勝負をやったわけですよね。 ―― 船木(誠勝)さんは極端な話、話題になって生きていけるなら電流爆破デスマッチでもよかったって振り返ってましたね。  北岡  向上心だったり、自己顕示欲がそうさせたと思うし。それこそ高田延彦さんがPRIDEでヒクソン・グレイシーと戦った理由のひとつはお金のためだったりするんだけども、他に何か使命や運命、大きなうねりがあったうえでのことだと思うし。 高田さんをそれをやりえる役者だったと思います。 あと前田日明氏。あんまり好きじゃないんですけど。 ―― ハハハハハハ。 北岡  好きじゃないけど、格闘技の造詣は深いと思うし、格闘技は好きだと思う。 格闘技の発想や見識は間違いないと思います。それがエネルギーを生み出したし、 前田日明氏のことがあまり好きじゃなくても、その力は認めないといけないとは思うんですね。  ―― 大人ですね!(笑)。 北岡  それは佐山聡氏のズルさや賢さもそう。いま名前を挙げた人たちにはそういった力はあるじゃないですか。 ―― 評価はさておき存在を認めるしかないってことですよね。 北岡  評価の差や順番は人それぞれだし。だけど、全員の力は認めなきゃいけないじゃないですか。 その人たちが何者かであったということは、歴史が証明してると思うんですよ。「あの人のあそこがイヤ」というのは単なる好き嫌いですからね。そんなこと言ったらボクは前田日明氏のことは全然好きじゃないんですけど(笑)。  ―― そこは譲れないんですね。北岡さんがハードヒットの試合を見たのは初めてなんですか。 北岡   ハードヒットはちょろちょろ見てますね。 ―― 今回の対抗戦は率直にいかがでした? 北岡  うん、まあ、あまり肯定はできない。肯定できるものが少なかった。 ―― なるほど。 北岡  これはまず佐藤さんがやった興行ではないですよね。 ―― リデットUWFを主宰するリデットエンターテインメントのイベントですね。 北岡  佐藤さんは好きなことをハードヒットでやれていいと思うんです。個人が全力で好きなことをやってることは否定はできないし、その佐藤さんを支持するたしかなファン層はいることは伝わってくるから、佐藤さんは良いと思うんです。佐藤さんはコツコツやってきたわけですし、このまま興行を続けていくんでしょう。 ―― ということは肯定できないのはリデットUWF の方ですか。 北岡   ボクはそっちのほうに引っかかりましたね。なんでUWFをやろうとしてるのか訳がわからない。代表(鈴木裕之)の方が格闘プロレスやってほしいということで始まったわけですね。 ―― 田村潔司さんと一緒に何かやりたいということで以前から動かれていて。  北岡   田村潔司氏が雇われてる感じですよね。代表の熱があるのはわかるんですが……………。 ―― わかるんですが? 北岡   これって格闘技をちゃんとやってない選手はできなくないですか。 ―― ああ、なるほど。UWFとは単なる特殊なスタイル、ルールで戦うことではなく根源的な問いですね。 この続きと、ボンサイ柔術、石渡伸太郎、平本蓮、佐野直、ベイダー……などの7月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「 13万字 ・ 記事20本 の詰め合わせセット」はコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2039692 この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック! 1記事110円から購入できます!  
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