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この記事は RENAvs山本美憂、再戦 を 語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤) 【1記事から購入できるバックナンバー】 ・「魔法の煽りVをつくる男」 RIZIN演出統括・佐藤大輔17000字インタビュー
・女性から見た「女子格闘家の減量」/元シュートボクシング王者・髙橋藍
・井上尚弥、那須川天心の拳を守る「バンテージ職人」永末ニック貴之インタビュー
・サトシ、クレベル…ボンサイ柔術の大恩人・坂本健インタビュー
人間って誰でも好き嫌いはありますけど、自分が嫌いなものだからって「必要ない」とするのは違うんじゃないかと思ってまして。
なんの話かといえばRIZINって発足から6年近くになりますけど、いまだに三浦カズの息子を出すことが批判されていて。もうRIZINをなんだと思ってるんですかね。これぞオレたちのRIZINじゃないですか!(笑)。 それで彼を出すことで大晦日地上波で20分近く尺が取れるとツイートしたら、絵文字でゲロ吐かれる返事があったんですけど。SNSで距離感が狂ってる人って多いですよね(笑)。
「三浦カズの息子なんか見たくないよ」という意見はよくわかるんですよ。でも、大晦日格闘技番組は5時間近くの長時間枠ですから。格闘技をよく知らない視聴者に向けて、三浦カズの息子みたいな世間へのフックがある選手はありがたい存在ではあるんですよね。こういったら「三浦カズの息子がそんなに数字は持ってない」という意見が飛んできたんですが、三浦カズの息子にそこまでの爆発力はないのはたしか。ただ、これは何度も繰り返し言ってるんですけども、一般世間が興味を持ちそうな選手やカードで繋いで構成するのが格闘技長時間番組のやり方で。格闘技を見ない一般視聴者の手をちょっとでも止める武器はいくつあっていいんです。ないよりは、あったほうがいい。
ボクも是が非でも見たいわけじゃないですけど、RIZINの世界観ならあってもいいのかなと。それは最近話題になった平本蓮vs佐々木大もそう。平本選手のキャリア的にはそういうカードもあってもいいし。好き嫌いはともかくとして、そういう手段はあってもいいって話なんですね。かつてボクはボブ・サップvs大砂嵐の再戦をしつこく煽っていましたけど、正直べつに見たくないですよ(笑)。それなのになんで煽っていたかといえば、 どんなジャンルでも先鋭化すると潰れますよというキャンペーンとしてやっていて。その象徴がボブ・サップvs大砂嵐なわけですけど。見たくないカードや選手はあるのはわかるけど、必要がないとは思わない。ごくたまに「……これは必要ねえな」ってやつはありますけどね(笑)。
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