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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」( https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds )を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは 「 プロレスとポリティカル・コレクトネス 」 です!
<1記事から買えるバックナンバー> ・ 反同性愛デモ集団の目の前で、ボーイフレンドとキスを交わしたプロレスラー
・ファンがWWEスーパースターを番組中に襲った恐ろしい理由
・ 名前は前田日明、北斗晶、憧れは葛西純…デスマッチファイターAKIRA
・ 視聴率戦争から見えたAEWの厳しくも明るい“現実”
昨年、CMパンクやブライアン・ダニエルソン(元ダニエル・ブライアン)らをはじめとする元WWE選手らが多く参戦したこともあって、WWEを脅かすほどの勢いを増してきAEWが、年末から年始にかけてポリコレ騒動で炎上した。
ポリコレ(ポリティカル・コレクトネスの略)とは、性別や人種などにより差別、偏見をせず、政治的・社会的に公正中立であるという考え方や概念のことである。これまでAEWは、多様性を重んじており、ファミリー感覚のアットホームな雰囲気を持つプロレス団体として、ファンから受け入れられており、ポリコレ問題とは無縁でもあった。
しかし、AEWを退団した黒人女子レスラーが、「AEWには、あるべき多様性が欠如していた」と糾弾する。これまでファンベースな姿勢で反感を買うことなく、多くの支持を得てきたAEWが一転、批判を浴びる。そして、それを受けたAEWオーナー兼社長のトニー・カーンの心ない返答が、火に油を注ぐこととなってしまい、さらに炎上したのだった。
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