• このエントリーをはてなブックマークに追加

yassamuさん のコメント

スターノブさんがメモ8氏を詰めてたポッドキャストが懐い
No.5
19ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
松澤チョロ の脱線プロレスシリーズ第6弾。今回は女子格闘技を語ります!(聞き手/ジャン斉藤) 【1記事から¥110から購入できます!】 ・ 日陰者のグレイトカリスマ田村潔司に惑わされよう■松澤チョロの脱線プロレス ・ 「いい人」佐々木健介が嫌われる“正直スマンかった”理由■松澤チョロの脱線プロレス ・ 橋本真也を最後に取材した男・松澤チョロが語る「ゼロワン時代の破壊王」 ・『紙のプロレス』は鬼畜系だったのか〜小山田圭吾と原稿チェック問題〜■松澤チョロ ・ 世界最遅! シバターvs久保優太を語ろう■松澤チョロの脱線プロレス ・誠実のプロレスラー・大谷晋二郎を信じろう■松澤チョロの脱線プロレス ―― けっこう前に松澤さんがツイートしてましたけど、女子プロレスラーに「俺のおかげでこの媒体に載れるんだよ」と恩着せがましい発言をしているライターがいるみたいですね(笑)。 松澤  え、今回のテーマは女子格闘技なんじゃないの? ―― テーマにつながる重要な話ですよ! いったい誰なんですか? 松澤  はいはい、あれは……って答えられるならツイートで名前出してるよ!  だいたい想像ついてるんだろうけど、あくまで噂話だから。でも、2つの角度から同じような話を耳にしたから、実際にそうなんだろうなと。 ―― 下世話ネタ好きな松澤さんにそんな噂が流れるって、「拡散してください!」というようなもんですよねぇ。 松澤     でも、プロレス&格闘技業界に限らず下心から選手に近づくマスコミって多いよね。俺もカミプロ編集部の頃、島田(裕二)さんやブッカーK(川﨑浩市)からけっこう真顔で「チョロは何人とやったの?」みたいに挨拶代わりに聞かれたりしたけど。 ―― ひどい挨拶! じつは松澤さんにはその気はないんですよね。 松澤  そりゃあ、その気はまったくないわけじゃないし、キャラクター的にもそう見られがちだったけど、そんな目で見られる対象ではないことぐらいは自覚あった(笑)。いまの俺は取材現場に行ってるわけじゃないからわからないけど、昔は試合後に「そんなことまで聞く必要ある?」って笑っちゃうほど、女子選手に質問する記者がいたでしょ。 ―― 「いたでしょ」ってボクは当時から現場に出向かない人間だったので……そんなマスコミいるんですか。 松澤  いたんだよ。『週プロ』系の●さんとか、いま何してんのかなぁ。まあでもアイドル業界なんかもそうだけど、かわいい女の子と仲良くなりたいってのは、ジャンル問わずあるよね。なれるもんなら俺も仲良くはなりたいよ(笑)。 ―― 取材対象として仲良くなったほうが、やや面倒なことも聞きやすいですし。 松澤  そうそう。男女限らずだけど、親しいほうがディープな情報を手にしやすいってのは当然あるし、逆に選手のほうも取材してもらった嬉しさはある。でも、どこの世界でもあるけど、そこで「俺が載せてやってるんだよ!」までいったらイヤらしいよね。 ―― プロレス格闘技業界は狭いから、あっという間にそんな噂は広まるのに。 松澤  だからこうやって広まってるんだろうけど(笑)。あからさまにやりすぎ気味な人がいるのは間違いない。俺も当時はそんな1人だとは思われていた。まあ誤解されても仕方のないことはあったんだけど(笑)。カミプロにKちゃんって女の子がアルバイトでいたでしょ。 ―― あー、なつかしい。 松澤  すぐにやめたんだけど、自分は彼女の家に転がりこんで同棲したんだよね。で、別れてしばらくしたあとに「知り合いに女子格闘家がいるんだけど、取材してくれない?」って頼まれて。俺はKちゃんにお金を借りてたりしてた事情もあって……。 ―― 下心より最低だ!(笑)。 松澤  「わかった。どうにか取材するから」ってことで紹介されたのが、その後パンクラスでチャンピオンなったりRIZINとかにも出てる藤野恵実さん。当時はまだ実績とかはそれほどない若手選手だったんだけど。 ―― なんと!(笑)。 松澤  でも、藤野さんはバイクで事故って大ケガしちゃって取材できなかったの。藤野さんは今年で42歳でしょ。この話は20年前くらいのことだから、藤野さんは20代前半。当時は女子格闘家なんてほぼいない状態で、レベルも全然高くないし、競技化もされてない。いまはだんだんと熟成されてきてるけど、藤野さんってそんな時期から、いまも現役でやってるんだって驚きがあるよね。 ―― せっかくのいい話なのに、Kちゃんからの借金で台なしですよ(笑)。当時の女子格闘技マスコミといえば、松澤さんでしたよね。 松澤  いや、そんなこともないけど、まあカミプロでは、ほぼ俺とささきぃって感じかな。外部では高崎(計三)さん、小松(伸太郎)くんとか、いまでもリングサイドでバリバリ写真撮ってる安村発くんとかか。あ、あと忘れちゃならないのが、ジャンさんが大好きな橋本宗洋さん! ―― ボクだけじゃなくて、みんな大好き橋本さんですよ(笑)。 松澤  高崎さんや橋本さんは、いわゆる正統派のマジメな格闘技ライターってイメージだったから、さっき言っていた気持ち悪い記者とかを小馬鹿にしてた感じがあった気がする。俺もそっち側だと思われてただろうし。でも、時を経て、いまやマニアックなプロレス格闘技ファンからは橋本さんもこっち側だと思われてるよね(笑)。 ―― それはいまの橋本さんは気持ち悪いってことになりますよ! 松澤  いやいや、気持ち悪いとは言ってないけど、ざっくり言うと、こっち側に見えるって話ね。見え方の問題。あ、大御所のクマクマンボさんなんかも、こっち側にしか見えない。お気に入りのぱんちゃん璃奈とかにマジメな質問してても顔見たら完全にエロいおじさんになってる(笑)。 ―― たしかに(笑)。そうは見られたくないから、橋本さんは表現規制とか先鋭的になってる気もするんですよね。 松澤  俺だったらそう見られても「エロい選手、最高!」みたいなスタンスで全然いけるのよ。橋本さんは思想的に「そこは一緒にしてくれるな」アピールが強いのは、まあ俺なんかと違って筆力も格闘技の知識もあるし理解はできるんだけど、そのわりには、いろいろ矛盾投稿とかも多いでしょ。だから、ジャンさんやマニアックなファンがツッコミたくなる気持ちもわかる。 ―― プロレス格闘技ってグレーな表現が多いから、橋本さんの過激な表現規制のスタンスっていずれブーメランとなると思ってるですけどね。まあ女子プロレスも女子格闘技も、ライターの熱の持ち方がすごくなりがちだってことですよね。 松澤  そこはささきぃなんかも熱かったというか。あの同性目線が面白いって読者も男女問わずいたし、そこは善し悪しだと思うんだけど。スタンスはべつとして女性だから聞ける話ってあるでしょ。たとえば(松下)ミワちゃんなんかはフラットなスタンスで、あんまり自分の色を出さないけど、昔から担当してる中井りんインタビューとか信頼関係もあるだろうし、毎回おもしろい。ただ、あの抜群なキャラの中井りんに俺なら男目線でもっと踏み込んだことをズケズケ聞けるんじゃないかとも思うわけ。同性だから遠慮して聞けないこともあるのかなって。 ―― まあ中井りん選手にはワイルド宇佐美館長が支えてますからね。 松澤  あ、忘れてた。そこは一筋縄ではいかないというか、いろいろワイルドなわけね(笑)。 ―― 松澤さんはカミプロ時代、こっち側に思われていたってことですけど、女子格闘技のどこが面白かったんですか? 松澤  そこは男子も女子も同じで、求めてるのは奇人変人と言っちゃうと極端だけど、面白くてインパクトのある選手がけっこう目に飛び込んできたんだよね、当時の女子格闘家は。同世代の女子プロレスラーなんかとも明らかに違う人種というか。 ―― キャラがあったわけですね。 松澤     女子プロレスラーも突然変異みたいに面白いキャラの選手はちょくちょく現われるんだけど、成り立ち的に入門してしばらくするとどうしてもならされるというか、目立たなくなってしまう。その点、女子格闘家は自由な立ち振舞いが許されてたというか、誰も管理やチェックする人もいないから、話を聞いてみたら「え、そんなこと言っちゃうんだ!」って選手が多いわけ。 ―― 団体とかに所属するプロレスラーだとインタビューで威勢のいいこと言っても団体側に削られたりしますからね。 松澤     そうそう。ただ、女子格闘技だと当時は選手層も薄いし、取材できる人も限られていたから、他の媒体と被らないように、いかに面白い人を掘り当てられるかというイメージ。そんな中で出会ったのがデビュー前のマァ⭐ティンこと星野育蒔。試合はもちろん、練習すら見たことなかったんだけど、話してみて「この子はスターになる気がする」とビビっと来た!(笑)。  ―― 練習すら見てないのにスターになると感じたんですか?(笑)。 松澤     うん。だから、どの媒体より早く取り上げたりしたしね。リング上の強さも重要ではあるけど、俺的に魅力を感じるのはやっぱりインタビューするわけだから、喋りがうまい人。いまだとSNSが面白い人なのかな。わりとそこが重要な要素。たとえば横田(一則)さん。 ―― 「面白い人」で最初に出てくる名前が横田さんでいいんですかね(笑)。たしかに横田さんは抜群に面白いんですけど。 松澤  面白い女子格闘家はけっこういたんだけど、当時は長く続ける人がそんなにいなくて……カミプロハンドでコラムやってたMIKUなんかは突然引退しちゃったけど、実力もあってルックスも良くて、さらにコラムもメチャメチャ面白かったのよ。どんなこと書いてたかは全然覚えてないんだけど、原稿もセンスがあった。いまの時代だったらもっとスターになっていたよね。 ―― MIKUは00年代中盤にDEEPで活躍した女子格闘家ですね。打撃も寝技もできてフィニッシャー。当時はメジャーの舞台がなかったからモチベーションが保てないこともあって全盛期に引退……。 松澤  すごくもったいなかったよね。女子格って時代がすごく重要。フジメグだって世界的にも評価されてはいるけど、やっぱり時代がちょっと違ったら……と皆が思うところで。あと女子の場合は結婚・出産で試合から離れざるをえないでしょ。 ―― 男子の場合は「子供から生まれるから試合はできません」とはならないですね。 松澤  ならないよね。あと神村エリカの引退は早かったよね。いまでも、まだ29歳だよ。 ―― 神村エリカは体調不良ですね。女子キックでいえば寺山日葵もケガが理由で21歳で引退しちゃいましたね。 あと山口友花里は就職を機に格闘技を離れて。 松澤  男子より身体は強くなかったりして長く続けることが難しい中で、いまでもずっとやってる藤野さんの凄さはわかるし。だらだらと言ったら悪いけど、藪下めぐみさんも長いよね(笑)。 ―― 「だらだら」って失礼な(笑)。 松澤     だって藪下さん、自分とタメなんでもう50歳よ。普通に何年か前もMMAやってたりするから本当にすごいよ。そういえば、Dropkickって前に藪下さんや高橋洋子さんも取材してるでしょ。 ―― 選手の人生を通して女子格闘技の歴史を振り返る感じですね。90年代の女子格闘技って知られてないことが多いので 松澤  UFCとパンクラスが始まったのが1993年だけど、LLPWが世界初の女子総合格闘技イベントL-1をやったのは1995年でしょ。神取忍ありきの企画だったとはいえ早すぎるよね。 星野育蒔、AX、ロクサン、HIROKO、八木淳子、レッドデビルキス、小畑千代……女子格闘技の脱線トークは17000字でまだまだ続く! この続きと星野育蒔、所英男、寺田克也、ビンス引退、齋藤彰俊などの8月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める 「14万字・記事16本の詰め合わせセット」 はコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2117637 この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事130円から購入できます!  
Dropkick
プロレス格闘技マガジン『Dropkick』公式チャンネルです。【更新コンテンツ】スペシャルインタビュー/斎藤文彦INTERVIEWS/小佐野景浩の「プロレス歴史発見」/プロレス点と線/OMASUKI FIGHT/アカツキの『味のプロレス出張版』/大沢ケンジ/二階堂綾乃/オレンジ色の手帳/中井祐樹日記/ジャン斉藤……のコラムなど。週一の音声配信もやってます!