プロフェッショナルのの敷居の低さ■大沢ケンジの「オーケンの日本格闘技化計画」

今週のコラムは先週書いた「チャンピオンの価値」と似たような話になるかもしれないが、プロフェッショナルの定義について自分なりの考えを。

最近日本のMMA界での「プロ選手」という存在が曖昧になってきている。それはMMAの団体が地下格闘技も含めるともの凄い数があるので、大勢のお客さんのいる試合に出場するのがある程度簡単になっているからだ。

現在日本のMMAの団体で本戦（ファイトマネーが支払われる試合）に出場するために、その団体が主催するアマチュアの大会や予選試合のようなものを開催している団体が修斗、パンクラス、DEEP、ZSTの４団体だ。

この４団体ではアマチュアとプロの棲み分けはされている。これ以外の団体でも、もしかしたら行われているのかもしれないが現在自分の知るところでは上の４団体だと思う。

試合に出るにあたり、本戦でもアマチュアを勝ち上がってきた選手が出るのではなく、団体側が選手を知ってい