• このエントリーをはてなブックマークに追加

STR18さん のコメント

たとえ自分絡みのことでも、
「昔の話だからあまり覚えてない、
はっきりしない」と明言されるのは
誠実さを感じられて説得力でますよね
No.6
3ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
UWFやリングス、K-1まで、様々なリングで戦ってきた 長井満也 インタビューシリーズ第6弾!  今回は 「 リングスジャパンは仲が悪かったのか? です (聞き手/ジャン斉藤) 長井満也インタビューシリーズ   ①「我が青春のスーパータイガージム、シュートボクシング」 ②地獄の新生UWF新弟子 ③ いつのまにか解散してしまった新生UWF ④恐るべきプロレス団体リングスの真実 ⑤リングス伝説の佐竹雅昭戦とは何だったのか ―― 長井さんは前田(日明)さんの坂田亘鉄拳制裁事件(1995年5月20日リングス鹿児島大会)の現場に居合わせたんですよね。 長井  鹿児島のやつですよね。現場にいました。あのときは自分の試合もあったから控室で準備してたんです。坂田はあの日、鶴巻(伸洋)選手との第1試合だったと思うんですよ。 ―― オープニングバウトでしたね。 長井  その試合自体は見てないんですけど、他人から聞くかぎり内容的にかなり厳しいものだったのに、バックステージでインタビューを受ける坂田の態度がよくなかったと。 ―― その態度に怒った前田さんがマスコミや関係者がいる前で坂田さんをボコボコにしたわけですね。 長井  そうしたらWOWOWのスタッフが控室にいた私のところにやってきて「長井さん、前田さんが怒って坂田さんをボコボコにしてるから止めてください!」って。「マジかよ」と駆けつけたら、それこそYouTubeで流れてるような光景が……。YouTubeだとボコボコにして終わってるじゃないですか。あのあとも続きがあって。また現場に戻ってきた前田さんが坂田に「これからメインの試合が終わるまで、ここでスクワットしてろ」と。坂田はコスチュームを着たまんま、大会が終わるまでスクワットをやらされてるんですよ。 ―― その話は坂田さん本人から聞いたことがあります! 長井  いや、まだ続きがあって。試合から戻ってきた前田さんが「オマエ何回やったんや?」って聞いて。坂田は「2000回です」と答えたら「そんなにできるわけないやろ!」ってまたボコボコにして。 ―― うわー! 長井  でも、前田さんとしてはボコボコしたまま終わっちゃダメだと思ったんですかね。飯食いに連れていったんですけど、坂田からすればあんなことやられて一緒にご飯を食べたって、うまくもなんともない。そこは気の毒だったと思いますねぇ。 ―― めちゃくちゃ気まずいですよね。はしゃぐわけにもいかないし、落ち込むわけにもいかないしで。そもそもバックステージの未公開映像が流出したのが不思議ですよね。 長井  そこは私もよくわかんないですよね。30年前でもあんな映像は流せないですし。佐山(聡)さんの有名な「なめてんのか!」の合宿映像もいまは無理ですよね。 ―― 間違いなく誤解されますよね。ちなみに佐山さんにしごかれた方を取材したことがあるんですよ。佐山さんの合宿の件をツイートしていたら当事者が名乗り出てくれて。 長井  へえ、そうなんですか。 ―― そうしたら『水曜日のダウンタウン』プロデューサーの藤井さんから連絡があって。あの合宿はTBSで放送されたものですけど、そのマスターテープが発見されたから『オールスター後夜祭』で流したいと。それで当事者に繋げたことがありますね、 長井  じゃあ、地上波でも流れてるんですかね。 ―― じつは流れていたんですよ。4~5年前のことですけど。 長井  ボクらもけっこう理不尽なことを食らってるから、そのときの映像が残ってたらすごいことになると思いますね(苦笑)。 ―― 佐山さんの動画でいえば、やられてる方も佐山さんも本気ではなくて、テレビ取材用のパフォーマンス的なところがあったんじゃないかと。 長井  そう言われてます?  ―― はい。佐山さんが怒ったらあんなものでは済まないと。前田さんにしても加減はしているという声があって。 長井  うーん、たしかにそういう殴り方をしてるけど、寝てる人間の頭にあんなふうに蹴りは入れないですよね。でも、そこはやっぱり前田さんがそういう時代を生きてきた人だからかもしれないですね。 ―― 鉄拳指導時代のプロレス界だったと。 長井  本当だったら裏で説教するじゃないですけど。あんな試合内容でああいう態度はプロとしてどうなんだ?っていうことを坂田個人に言ってあげたほうがいいですよね。そうしたら坂田もあんなにたくさんの人の前で恥をかく必要もなかったと思うし、あれは坂田に一生の傷が残りますよ。仮に坂田の態度がよくなかったとしても、ですよ。 ―― ああいうしごきがプロレスの一部として受け止められているところもありますよね。 長井  そうですね。「昔はもっとすごかった」とか「それが厳しさだ」みたいな。たしかに20年30年前だと「プロレスは特別な世界だから」っていうことで、いまの時代だったら一発アウトだようなことも許されちゃうところはあったと思いますね。もしかしたらいまのプロレス界に関わっていることで、昔された酷いことをいまでも話せない人もいると思うんですよね。 ―― 長井さんもプロレス界に関わっていますけど、かなり踏み込んで語ってくれますね。 長井  私は事実を言ってるだけですけどね。そこを気にして誰かに頭を下げたりするくらいならプロレス界に未練はないですよ。言い方は気をつけないといけないですけど(笑)。 ―― 正気、伏せ字にしないと破壊力がありすぎる場合もあります!(笑)。坂田さんの話に戻すと、坂田さんって普段からふてぶてしいところも味ですよね。 長井  坂田亘というキャラクターとして、ふてぶてしさみたいなものを出していたのか、そのへんはわかんないですね。それでいえば、ボクも何かの雑誌の取材でリップサービス的な発言をしたら、前田さんがその記事を読んで「アイツなんか勘違いしてるな。ちょっとわからせてやらないといけないな」と周りの方々に漏らしていたみたいで。「アイツが立てなくなるまでやる」みたいなことまで言っていたので、周りの人が止めてくれたんです。 ―― えーっ!? ・前田日明の本気 ・田村潔司とのギクシャク感 ・リングスが勝てなかったWOWOW唯一の番組 ・シアトルに火を付けたのは長井満也? ・オランダ会場であの匂いが ・ロシア閉鎖都市でのイベント……まだまだ続く この続きと鶴屋怜、スターダム、武尊本、佐藤将光、ビンス、中嶋勝彦…などの2月バックナンバー記事が700円(税込み)でまとめて読める 「15万字・記事15本」 の詰め合わせセットはコチラ https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2188442 この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事200円から購入できます!  
Dropkick
プロレス格闘技マガジン『Dropkick』公式チャンネルです。【更新コンテンツ】スペシャルインタビュー/斎藤文彦INTERVIEWS/小佐野景浩の「プロレス歴史発見」/プロレス点と線/OMASUKI FIGHT/アカツキの『味のプロレス出張版』/大沢ケンジ/二階堂綾乃/オレンジ色の手帳/中井祐樹日記/ジャン斉藤……のコラムなど。週一の音声配信もやってます!