格闘技ブログ「MMA THE ORANGE」の管理人オレンジがディープなエピソードをお届けする「MMAオレンジ色の手帖」! File⑭は中井祐樹vsV6岡田も実現! あのファイターのドラマや映画出演をご紹介! 



早いもので2015年ももう2週間が経過。テレビのお正月特番も一段落して、ぼちぼち新春の新番組、新ドラマが始まりました。
実は何を隠そう無類のドラマ・邦画好き。ゴールデンタイムの作品はもちろん見ますが、大好物は深夜に放送されるマニアックな作品。「湯けむりスナイパー」や「怨み屋本舗」「たべるダケ」「ノーコン・キッド」、そして「孤独のグルメ」などなど、格闘技観戦と仕事の合間を縫って夜な夜な楽しんでいます。

そんな私がドラマを見ていて感じるのが格闘家のドラマや映画への出演。これが意外と多い。知らずに見ていて「あっ!? あれは!? もしかして!?」と不意打ちを喰らう事がちょこちょこあります。
そこで今回のMMAオレンジ色の手帖は格闘家の俳優業をフィーチャー。あの映画やドラマに出ていたあの格闘家の演技を動画を交えてチェックしていこうじゃありませんか。今宵も忙しい夜になりそうです。


トップバッターは今やマルチな活躍を見せている須藤元気をおいて他にはいないでしょう。格闘家を引退してからは、拓殖大学レスリング部監督に就任。最優秀監督賞を何度も受賞する好成績を収めています。その傍らパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」を結成。スーツにメガネという典型的な日本のサラリーマンのいでたちで披露するロボットダンスは日本国内のみならず、世界的にも話題となりました。異業種でこれだけの成果を上げるのは天賦の才能と言わざるを得ません。

http://youtu.be/aSqwmZH33CQ

そんな須藤の俳優業。大ヒット中の映画「るろうに剣心」の第一作目で敵役・戌亥番神を演じた事が一般的には有名ですが、秀逸なのはK-1MAXやHERO’Sで活躍中に出演した凶気の桜」です。
主演の窪塚洋介、原田芳雄、江口洋介ら演技派の大物俳優に混じってナショナリストの窪塚の同志という難しい役所を好演。ケンカのシーンでは足関節、飛びつき腕十字、スタンディングアームバーを仕掛けて格闘技の経験をいかんなく発揮しています。
それでいて、ハンバーグや焼肉に目がなかったり、泥酔してエレベーターで全裸になったり、ちょっとおバカな役も見事に演じ切っていました。さらには女性との激しい濡れ場も(笑)。文字通り体当たりの熱演が非常に印象的です。


http://youtu.be/wDNEnQf8oQM