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映画ライターにして北米事情通の高橋ターヤンが気になるMMAファイターやニュースを取り上げ、過去と現在を繋げて未来を見据える。今回は『世界ナンバー2の団体はいかにして生まれたのか?ベラトールMMAヒストリー』! 日本人選手では所英男、ISAOが契約中のベラトールとはどんなイベントなのか?
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【近日更新予定インタビュー】
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世界ナンバー1のMMA団体はUFCである。この点については異論はないであろうし、あったとしても却下する。
ではナンバー2の団体は?と聞かれた場合、これまで明確にナンバー2と言える団体はなかった。ベラトールMMAが現れるまでは。
正確に言えば、これまでも世界ナンバー2の団体は存在していた。かつての世界ナンバー1団体PRIDE、初めてアメリカの地上波で生中継大会を実現したエリートXC、資産数千億円の大富豪が仕掛けたボードッグ、UFCにひけを取らないラインナップのヘビー級トーナメントを開催したストライクフォースなどなど。しかし彼らの多くはUFCに対抗していたというよりも、生き残るために右往左往しているうちに押し出されるようにナンバー2の地位にいただけであり、結果として花火のように華麗に夜空を彩ったものの、儚くも消えていっている。多少極論となってしまうが、ベラトールMMAのみがUFCと対抗するための戦略を作り、UFCと張り合っている唯一の団体なのである。
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