オレンジ流 柔術のすゝめ■「MMAオレンジ色の手帖」

格闘技ブログ「MMA THE ORANGE」の管理人オレンジがディープなエピソードをお届けする「MMAオレンジ色の手帖」！　　




皆さん、突然ですが「寝技」はお好きですか？もちろん格闘技の「寝技」の事ですが、単語だけ聞くとどうしても卑猥な意味や隠語的なイメージを想像するのは私だけではないでしょう。もし会社で女子社員に尋ねようものならセクハラの現行犯で連行されかねません。それもそのはず、goo辞書で「寝技」を調べてみると「表面に表れないかけひき。政治その他の交渉事で行う裏工作」という意味があるそうです。ちなみに「寝技師」は「裏面での工作がたくみな人」の事を指すとの事（笑）。そりゃ誤解もされますわ。

そんな何かと含みのある「寝技」ですが、寝技の代表格「ブラジリアン柔術」は世間一般では脚光を浴びつつあるようです。最近ではアメリカのセレブの間で柔術を習うのが秘かなトレンドになっているらしいじゃありませんか。ミラ・ジョボビッチやニコラス・ケージ、メル・ギブソン、アシュトン・カッチャーらハリウッドスターも習っているというから驚くばかり。昨年はシリコンバレーにあるGoogle本社が社員の福利厚生の一環として柔術クラスを開講するなど、ハイソサエティーを中心に柔術ブーム到来の予感がヒシヒシとしてきました。アメリカの流行は時間差で日本に波及する…この法則に従うと、2016年にananあたりで「ハリウッドセレブ御用達！美しくなる柔術エクササイズ」なんて特集が組まれる日も近いかもしれません。この波は先取るしかないでしょう。

そこで今回のMMAオレンジ色の手帖はブラジリアン柔術を中心にグラップリングを初心者・素人の視点から大特集。知っておきたい基礎知識から柔術を身近に感じるための小ネタ、初心者でも観戦しやすい大会などを綴っていきたいと思います。題して「オレンジ流 柔術のすゝめ」。今宵も電波と充電の続く限り、よろしくお願い致します。