乱高下というべきか株価にうねりが出てきたというべきか。いずれにしても「いいものはいい」の時期と決算が重なってきた。NYはワシントンのゴタゴタから個別企業の決算動向に視点が移った。S&P500種構成企業の約3分の1が決算発表終了。そのうち66.3%は利益が予想を上回っての着地。過去平均よりもやや高い。ただ市場の指摘は「売上高が予想を上回った企業は約54%で過去平均の61%に達していない。利益の伸びのほとんどが増収によってもたらされていない点を懸念」。アレコレと難癖をつける術は天下一品。東京も決算発表の佳境が近づきつつある。


このタイミングで行いたいことは二つ。 決算発表スケジュールを見て、第1四半期の進捗率の高い企業をマークすること。当然ながら上方修正の可能性が高いというのが当たり前の理由。秋の夜長を過ごすには格好の道具となるに違いない。あるいは、日経などの業績観測記事と実際の決算発表のタイ