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アニメーションの原型であるフェナキストスコープをご存じでしょうか。

絵が動いて見えるようになったのは、今から100年以上も前の1831年のことです。初期のアニメーション機器として「フェナキストスコープ」というものが開発されました。それだけ長い歴史をもつアニメーションの原点に返ってみましょう。ということで、今回はそんなフェナキストスコープの映像をまとめてみました。

 

フェナキストスコープとは?

回転のぞき絵(ゾートロープ)に先駆けて登場した初期のアニメーション機器。1831年、ベルギーのジョゼフ・プラトーとオーストリアの Simon von Stampfer がほぼ同時に発明した。

一般的なフェナキストスコープは、軸に垂直に取り付けられた回転する円板である。円板にはアニメーションのコマに相当する絵が順に描かれており、コマとコマの間にスリットがある。この円板を回転させ、絵を鏡に映し、動くスリットから透かして見る。残像現象を利用し、スリットを通すことでブレがなくなり、絵が動いているように見えるのである。

(参照元:Wikipedia

要するに、回転する円盤に絵を描いて回したら絵が動いて見える、ってことですね。

 

それでは、フェナキストスコープをご覧ください。

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(via The Richard Balzer Collection) 

 

 

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(via JUXTAPOZ) 

 

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(via COLOSSAL) 

 

いや、発明した人はすごい

回転させれば動くのでは? という発想を生んだ、フェナキストスコープの開発者であるジョゼフ・プラトーさんはすごいですね…。彼によって映画やアニメーションが進化したということですよね。それにしても、フェナキストスコープのGIFを見ていますと、目がぐるぐるしてきます…。酔わないように、時間を決めて、部屋を明るくして画面から離れて見ましょうね!

 

【参照元:The Richard Balzer Collection/COLOSSAL

 

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