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「社会に出ると、みんな学歴で判断する?」
答えはすべてノーです。
私が低レベルの人生回答者なら、うっかり「なぜ違うのか」をえんえんと語ってしまうところでした。
ずば抜けた実績や能力、またはコネがない限り、学生の就職活動は学歴に頼るしかないのも事実だからです。
さて、自分で言うのもなんですが、私は高レベルの回答者です。
なので低レベル・中レベルの回答を踏まえた上で、お答えしたいと思います。
まずは低レベル。
あなたは傷つき、怒ってムカついています。
母親に「今の大学になんか卒業してもムダ」と言われ、あなた自身も心の一部で「そりゃそうだ」「でも、いまさら言われても困る」と思っちゃったから。
自分の実績を否定されたら悲しいですけど、もっと悲しいのは、自分でもなんとなく納得できちゃうからです。
次は中レベル。
「学歴だけかよ」という嘆きはどれぐらい正当なのか?
母親の「もっとレベルの高い大学院に」という発言に動揺しちゃうのは、説得力はあるけど「なんか違う」と思うからです。
過去の学歴社会しか知らない母親は「レベルの高い学歴は有利だ」と主張する。
でも最新の就職戦線に生きるあなたは「いまさら大学院に行っても、逆に不利だ」という知識を持っている。
ところが、「違う」と反論はできても、「じゃあこうする!」という明確な進路は出せない。
だから母親の言うことに対して疑問や反対しか言えず、将来がものすごく不安になっちゃうわけです。
ここからは高レベルの答え。
準備はいいですか?
学歴とは「売り=セールスポイント」のひとつです。
学歴・実績などの「わかりやすい売り」がない人には買い手がつきにくい。
だから「やりたいこと」を探して就活しても買い手がつかず、しんどいだけ。
逆を考えましょう。
どこでも構いません。雇ってくれる会社でもお店でも見つけたら、とりあえず働いちゃうんです。
「やりたい仕事で働く」ではなく「とりあえず働いた先で、やりたいことを見つける」がポイント。
本当にしたいことよりも「自分はどう役に立つのか」を考えた方が、たぶん幸せになれますよ。