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育児を全面的に支援すると提案しましょう。
「仕事との両立に自信がないなら援助します。なんなら全部、育ててもいいわよ」と声をかけてあげてください。
岡田斗司夫のニコ生では言えない話
岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2016/07/25
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おはようございます。
今日は朝日新聞2010年2月20日の『悩みのるつぼ』から、セレクトしてお届けします。
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相談文「孫が欲しいと伝えたいのです」
ご相談します。
私は60歳で、夫は少し上、33歳の長男と、その下に独身の長女がおります。
長男夫婦も長女も独立し、別居しています。親子関係は自然体でうまくいっています。
悩みというのは、孫がほしいということです。
長男夫婦に子どもが授からないのです。
出来にくいのかもしれませんが、あえてそのことに私のほうから触れたことはありません。
長男夫婦に子どもが授からないのです。
出来にくいのかもしれませんが、あえてそのことに私のほうから触れたことはありません。
結婚生活は同棲も含めれば5年になりますが、まだ恵まれません。
仕事は2人で飲食関係をしています。
可能性があるならば何とか実現してほしいと強く思っております。
仕事は2人で飲食関係をしています。
可能性があるならば何とか実現してほしいと強く思っております。
長男の妻は、長男より5歳年上の38歳です。
まだまだ産める年齢だと思います。
「自分たちも子どもが欲しい」ということは、一度だけ長男から聞きました。
思えばそのときに、2人に病院に行くことを勧め、私たちも孫が欲しいという気持ちを話せば良かったと思いました。
まだまだ産める年齢だと思います。
「自分たちも子どもが欲しい」ということは、一度だけ長男から聞きました。
思えばそのときに、2人に病院に行くことを勧め、私たちも孫が欲しいという気持ちを話せば良かったと思いました。
こういったプライベートなことですから、こちらの希望を話したほうがいいのか、悩んでいるのです。
私自身は直接話してみたい気持ちが強いのですが、彼女にプレッシャーをかけてはいけないなどと思いまして、話せません。
それは、長男が、優しさゆえに妻を守っているとも思えるからです。
それは、長男が、優しさゆえに妻を守っているとも思えるからです。
どうしたらいいでしょうか。
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岡田斗司夫の回答文
おそらく理由は「欲しくない」「できない」「育てられない」のどれかでしょう。
A 実は子供が欲しくない場合
息子夫婦は同じ飲食業、もしお店を持っているなら、それを子供のように大切に育てているのかも。
家庭と仕事に分離して会話のない夫婦より、具体的で強い絆で結ばれているので「子供は別に欲しくない」というパターン、多いですよ。
この場合、たとえ親でも、2人で選んだ幸せに文句を言う権利はありません。
一度だけ息子さんが言った「子供が欲しい」を真に受けないように。
人間の真意は行動に表れます。
一度だけ息子さんが言った「子供が欲しい」を真に受けないように。
人間の真意は行動に表れます。
どうか2人の仕事を「孫を見るような愛情」で見てあげてください。
B 欲しいけど、医学的に妊娠が難しい場合
この場合、妻の年齢から考えても、すでにお医者さんに相談しているでしょう。
今さら義母から言われるのは、辛いだけですよ。
万が一、息子さんに欠陥があっても、はっきり言えないと思います。
今さら義母から言われるのは、辛いだけですよ。
万が一、息子さんに欠陥があっても、はっきり言えないと思います。
成功確率に疑問のある不妊治療をしながら仕事を続けるのも難しいでしょう。
本人たちが相談してくるまで、そっとしておくしかありません。
本人たちが相談してくるまで、そっとしておくしかありません。
C 子供は欲しいけれど、経済的あるいは仕事を優先して「あきらめている」場合
子供を産んで育てることが、どんどん難しくなっています。
出産・育児・教育と手間やコストは増える一方です。
もしかしたら、これが理由で「あきらめている」のかもしれません。
出産・育児・教育と手間やコストは増える一方です。
もしかしたら、これが理由で「あきらめている」のかもしれません。
お待たせしました!
この場合のみが、あなたの出番です。
この場合のみが、あなたの出番です。
育児を全面的に支援すると提案しましょう。
「仕事との両立に自信がないなら援助します。なんなら全部、育ててもいいわよ」と声をかけてあげてください。
産むのは妻にしかできませんが、それ以外は、あなたにできないことは一つもないはずです。
「もっとも成果を望む者が、もっとも汗を流すべし」
「もっとも成果を望む者が、もっとも汗を流すべし」
孫が欲しいのはあなたなんです。
あなたも投資・労働しましょう。
遠くに住んでいるなら、近くに引っ越すことも考えてください。
あなたも投資・労働しましょう。
遠くに住んでいるなら、近くに引っ越すことも考えてください。
息子夫婦は仕事に専念し、孫は祖母が育てる。
互いにやりたいことに専念しましょう。
本当に大変な時は、互いに助け合えば、最強のタッグが組めるはずです。
互いにやりたいことに専念しましょう。
本当に大変な時は、互いに助け合えば、最強のタッグが組めるはずです。
家族以上の関係を築ければ、素晴らしい老後ですよね。
以上、朝日新聞『悩みのるつぼ』よりお届けしました。
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