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岡田斗司夫の毎日ブロマガ「悩みのるつぼ【家事しない妻に不満】」
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岡田斗司夫の毎日ブロマガ「悩みのるつぼ【家事しない妻に不満】」

2017-09-25 06:00
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岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2017/09/25
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おはよう! 岡田斗司夫です。

今日は9月23日に朝日新聞に掲載連された『悩みのるつぼ』をお届けします。

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相談 「家事しない妻に不満
 
 30代の男性。
 妻が、あまり家事をしていないことに対して苛立っています。

 全くしないわけではありません。
 掃除や料理を週に1、2回したり、洗濯物も溜まればやってくれます。

  でも、もう少しやってほしいと思います。

 共働きや子どもがいる場合だったら、不十分で構いません。
 その場合は、共同で家事をするものだと考えます。

 しかし、妻は仕事もしておらず、子どももまだいません。
 なので、フリーな時間があるはずなのですが、何かをするわけでもなく、ダラダラ過ごしているように見えます。

 おかげで、年々 太ってきており、このことにも少し嫌気がさしています。


 私も仕事がない時は、多少家事をします。

 しかし、(相対的に見て)家事をやる時間がある妻がやっていないのに、なぜ自分がしなくてはならないのだろう……と疑問を感じてしまいます。

 この考え方は浅はかでしょうか?


 ちなみに、「もっと家事をやってほしい」と言うこともないし、妻に感謝をしないということもありません。

 2人の仲も良い方だと思います。

 ただ、仕事でがんばっている人、家事をしっかりこなしている人、単純に容姿がキレイな人など他の女性に心を奪われてしまいます。

 自制心を失っているのは、前述した事に原因があるからなのか、それとも元々の素質で、それを自覚したくないから妻のせいにしてしまっているのかよくわかりません。

 
 岡田先生にご助言をいただきたいです。

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 【岡田斗司夫の回答】


 たぶん問題が整理できてないだけだと思うので、あなたには「こうしましょう」という助言ではなく、「こう考えてみませんか?」という思考法をガイドします。


  妻が家事をしない。
 でも、それは最初から判っていて、あなたは納得して結婚したはずです。

 なぜあなたは家事をしないと判ってる女を妻に選んだのか?

 答えはシンプルですね。
 「見た目」です。

  あなたはスタイルが良くて美人、という理由で妻を選んだ。
 そういう女性を自宅にはべらせるのが快感だから、これまで妻が家事なんかをしなくても不満はなかった。

  しかし、年々ポッチャリしてきた妻を見て、あなたは「こいつにそこまでの価値は無い」と思い始めてきた。

 で、いまあなたはこう考えています。

 「多少は容姿が衰えても養ってやるから、せめて家事ぐらいしてくれないかなぁ。そしたらオレの『損した気分』もおさまるのに・・・」って。

 自分でも気付かない心の底で。

  相談に「仕事でがんばっている人、家事をしっかりこなしている人、単純に容姿がキレイな人など他の女性に心を奪われてしまいます」とありますが、これもホンネじゃありません。

 仕事や家事能力が魅力にカウントできるなら、そもそも「どっちもできない女」を妻に選ぶはずが無い。

  あなたは女性を見た目で好きになっちゃうんです。
 それ以外の条件は正直、どうでもいい。

 
 恥ずかしがることはありません。
 イケメンのヒモを養ってる女性だっていっぱいいます。

 彼女たちは「顔が良い男は中身も良い」と信じたがってるか、または「男は顔が良いだけでかまわない」と割り切ってるかのどっちかです。


 あなたもまた「女は見た目が良ければ家事能力はいらない」と納得していたはずなんですけどね。
 以上を前提に、現状を整理します。

 いまの妻に家事や仕事を強制しても、おそらくあなたの幸せは増えません。
 せいぜい「損した感」が多少やわらぐ程度でしょう。

  本当は、妻に頭さげたほうが手っ取り早いんですよ。

 「お前がキレイだから結婚した。これからも無理に家事をしろとか仕事しろとか言わない。そのかわり、いつまでもオレのためにキレイでいてくれ」って。

 
 上手く運べば、妻は高額なジムやダイエットコースに通ってくれるでしょう。
 ますます家事もせず、あなたの稼ぎを食いつぶします。

 でも、たぶんあなたには、「家事をする妻」よりこっちが幸せだと思います。



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いかがでしたか?

「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。

「番組内で取り扱う質問はコチラまで!」

よい質問は、よい回答にまさる、と言われます。
みなさんの質問で、僕も予想外の発想ができることも多いです。
だから僕は、質疑応答が大好きです。

みなさんからの様々な質問をお待ちしています

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企画編集:のぞき見のミホコ(FREEex)
     ヤムアキ
     起こしのヤスタカ(FREEex)
     歴史のカオリ(FREEex)
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岡田斗司夫
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これ、マジでありがちな話ですね。

男が容色で選んで、加齢でそれが維持されなくなり別の女に行く・・・。

ここで問題なのは、男はある程度の歳になると同年代とは容色ではなく、経験や知識・器(包容力)・資産に話術などの勝負になるのに対して女性は最後まで見た目(体形含む)がその人の魅力のデカイファクターな点で・・・。


オタキングの正直にこうした身も蓋もなく語る点が面白いです。

No.1 87ヶ月前
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