閉じる
閉じる
×
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
─────────────────────────────
「【『ユーチューバーが消滅する未来』を生き抜くには? 1 】 未来を見通せるか否かで生存確率は変わる」
だから、「どこかに就職すること」は、もはや安全でもなんでもないんですよ。
昔の大企業に入ってもダメで、今、流行りのIT企業も、もう10年持つかどうかわからないわけなので(笑)。
これが普通の人の考え方なんですけど、「それはどうだろう?」と。
つまり大きな会社というのは、丈夫な船を作ろうとしてどうしても鉄で作っちゃうから、硫酸の海で溶けやすい。
そうじゃなくて硫酸では溶けないポリエチレンのイカダみたいなものの方が、まだ生存確率が高いんです。
グツグツの天ぷら油みたいな海がその先に見えていたとしたら、もうそこはポリバケツのイカダでもダメですよね?
ポリバケツは溶けちゃいますから。
その場合は、案外、ダンボールとか紙を重ねて貼っていった方が、180度の天ぷら油の海では生き残れる確率が上がる。
いかがでしたか?
「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。
番組内で取り扱う質問はコチラまで!
岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2019/02/13
───────────────────────────────────
今回は、ニコ生ゼミ02月3日(#267)から、ハイライトをお届けいたします。
───────────────────────────────────
今回は、ニコ生ゼミ02月3日(#267)から、ハイライトをお届けいたします。
動画や全文が気になった方、【ブロマガチャンネル】メルマガ専用 岡田斗司夫アーカイブ(月額2,160円)のご入会はこちらから!
↓
─────────────────────────────
「【『ユーチューバーが消滅する未来』を生き抜くには? 1 】 未来を見通せるか否かで生存確率は変わる」
今週、関ジャニの村上くんのラジオに呼ばれて、僕が書いた『ユーチューバーが消滅する未来』という本の話をしてきました。
昨日、それがオンエアされたそうなんですけど。
昨日、それがオンエアされたそうなんですけど。
基本は、この去年の年末に出た『ユーチューバーが消滅する未来』について、色々と聞かれたから、それに答えて来たんです。
・・・
こういう本を出すと、誰もが「これからはどうなるんですか?」とか、“自分なりの最善手” というような、「何をすれば一番効率がいいのか?」ということを聞こうとするんですよ。
たとえば「どの業種が危ないんですか?」とか、「これからはどの業種が伸びるんですか?」と。
でも、あんまり、これを考えても無意味なんですよね。
1955年に「企業の平均寿命は75年」と言われていたのが、2000年代くらいに入ると「15年くらい」と言われるようになった。
つまり、もう企業の寿命というのは、かつての5分の1くらいに縮んじゃった。
現在は「10年くらい」と言う人すらいるんですけど。
つまり、もう企業の寿命というのは、かつての5分の1くらいに縮んじゃった。
現在は「10年くらい」と言う人すらいるんですけど。
だから、「どこかに就職すること」は、もはや安全でもなんでもないんですよ。
昔の大企業に入ってもダメで、今、流行りのIT企業も、もう10年持つかどうかわからないわけなので(笑)。
こういう状況の中では「どこが安全か?」という話は役に立たないんです。
・・・
これを説明するために、僕はいつも “タイタニック号” の例えを出すんですけど。
みんなは今、大型船タイタニック号に乗っている。
まあ “現代の産業” という名のタイタニック号に乗っていると。
まあ “現代の産業” という名のタイタニック号に乗っていると。
これがもう、状況が危なくなって、沈みつつある時、みんな、その中で一番大型のボートを探そうとするんですね。
脱出ボートの中で、一番大きくて安全そうなものに乗ろうとする。
脱出ボートの中で、一番大きくて安全そうなものに乗ろうとする。
これが普通の人の考え方なんですけど、「それはどうだろう?」と。
こういったタイタニック号、今の普通の会社とか、普通の産業がどんどん沈んでいくのは、「タイタニック号が氷山に当たったから」ではなくて、「海が硫酸に変わっちゃったから」なんです。
この広い海が、塩水じゃなくて “濃硫酸” に変わっちゃったから、船の底が溶けてどんどん沈んで行く。
だから、他の船に乗っても安全ということはない。
大型の脱出ボートに乗ろうと、その船が同じ様に鉄で出来ている限りは、やっぱり沈んじゃうからですね。
だから、他の船に乗っても安全ということはない。
大型の脱出ボートに乗ろうと、その船が同じ様に鉄で出来ている限りは、やっぱり沈んじゃうからですね。
「そうじゃないだろう?」と。
「そうじゃなくて、形は小さくても、ポリエチレンのバケツとかを組み合わせてゴムボートを作っているやつを手伝った方がいいよ」と。
「そうじゃなくて、形は小さくても、ポリエチレンのバケツとかを組み合わせてゴムボートを作っているやつを手伝った方がいいよ」と。
つまり大きな会社というのは、丈夫な船を作ろうとしてどうしても鉄で作っちゃうから、硫酸の海で溶けやすい。
そうじゃなくて硫酸では溶けないポリエチレンのイカダみたいなものの方が、まだ生存確率が高いんです。
・・・
さらに、その濃硫酸の海の向こうにあるのは、“180度のサラダ油” かもしれない。
……変な喩えですけど(笑)。
……変な喩えですけど(笑)。
グツグツの天ぷら油みたいな海がその先に見えていたとしたら、もうそこはポリバケツのイカダでもダメですよね?
ポリバケツは溶けちゃいますから。
その場合は、案外、ダンボールとか紙を重ねて貼っていった方が、180度の天ぷら油の海では生き残れる確率が上がる。
こんなふうに「なぜ、この船が沈むのか? それはどういう状況なのか? 次はどういうふうになっていくのか?」が見えてるか見えてないかで、生存確率は全然 違うんです。
そして、船が沈みかけているということの原因を知り、その先の海の状態を見通す能力。
この見通す能力があるかないか、この格差のことを、この本では “未来格差” と呼んでいます。
この見通す能力があるかないか、この格差のことを、この本では “未来格差” と呼んでいます。
───────────────────────────────────
動画や全文が気になった方、【ブロマガチャンネル】メルマガ専用 岡田斗司夫アーカイブ(月額2,160円)のご入会はこちらから!
↓
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51552665.html───────────────────────────────────
「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。
番組内で取り扱う質問はコチラまで!
よい質問は、よい回答にまさる、と言われます。
みなさんの質問で、僕も予想外の発想ができることも多いです。
だから僕は、質疑応答が大好きです。
みなさんからの様々な質問をお待ちしています
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
企画編集:のぞき見のミホコ(FREEex)
ヤムアキ
起こしのヤスタカ(FREEex)
マグネシウムのタツヤ(FREEex)
───────────────────────────────────
岡田斗司夫
and
Special Thanks To読者のあなた
───────────────────────────────────
Copyright(C) OkadaToshio. All Rights Reserved.
───────────────────────────────────
■お問い合わせ
有料メルマガの購読、課金、メール未達に関するお問い合わせは、
『ニコニコヘルプ』のページよりお願いします>http://qa.nicovideo.jp/category/show/501
チャンネル会員ならもっと楽しめる!
- 会員限定の新着記事が読み放題!※1
- 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
-
- ※1、入会月以降の記事が対象になります。
- ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
岡田斗司夫ゼミからのお知らせ
更新頻度:
毎日
最終更新日:
チャンネル月額:
¥550
(税込)