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 岡田斗司夫のニコ生では言えない話 第57号 2013/11/4
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【今週のコンテンツ】『岡田斗司夫ゼミ』終了?新番組もひとりで喋っていいかな?
【今週の書き起こし】ひとり夜話in大阪パート1/3
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◆【今週のコンテンツ】
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幼いころは、いつか『笑っていいとも!』から電話がくると思っていた無銘のマサフミです。今回から3回に渡って、9月21日に行われた『岡田斗司夫のひとり夜話in大阪「帰ってきたひとり夜話」』の模様をお届けします。

2011年5月よりニコニコ生放送でお送りしてきた『ニコ生岡田斗司夫ゼミ』の最終回が間近となりました。
リニューアル後の新番組は、お客様を招いての公開生放送として、よりパワーアップしてお届けします。

岡田斗司夫に直接質問できる質疑応答パートは、現地のお客様だけの放送終了後のお楽しみ。
新番組にも期待してもらっていいかな?


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 今日は大阪で『ひとり夜話』って形でやってますけども。
 で、毎月一回、東京で『ニコ生 岡田斗司夫ゼミ』ってのをやってますよね。
 このゼミがおそらく僕の読みでは「11月で終わる」んですよ。

 終わるんですよ。はい。
 これは何故かというと、ドワンゴの大きい経営変換というやつですね。

<中略>

 で、大丈夫かな?
 はい。
 コメントで「えー!」とか、「えぇぇ!?」とか、書かれている。

 なので、まあ、ニコ生をご覧の皆さんに説明すると。
 たぶん、皆さんが思っている“公式番組”というのの大半がなくなるんですね。
 なくなるといっても、「それは公式番組でなくなる」というだけであって、生主がやっている普通の番組とか“チャンネル番組”とかいうやつがありますよね? ちょっと探し難いやつ。
 そちらの方に流れて行くと思います。

 まあ、でも、あんま関係ないは関係ないんですよね。
 と言うのも、僕がやっているゼミにしても何にしても、ドワンゴさんから1円も制作費が出ているわけではないのでですね。
 同じといえば同じなんですよね。

「プレミアム1000円にすればいい」(コメント)
「公式いらん」(コメント)
 まあ、公式いらないという人も多いんですけどね。
 ただ、公式番組なんか見ていないような……なんだろう?
「俺はニコ生の中でヘビーユーザーしか見ないマニアックなやつを見るんだ!」という人は、正直言って、ドワンゴさんはあまりターゲットにしてないんですね。

 だぶん、これはどこのメーカーでも同じやと思うんですよ。
 ホンダにしても日産にしてもトヨタにしてもAppleにしても、全部同じやと思うんですけど。
 おそらく、ディズニーランドですら同じですよね。

 中心にいるマニアは確かに大事にするんですけども、絶対にマーケティングの対象にはしないんですね。
 その人達はほっといても一番コアなものを見つけて、自分達で楽しんでくれるから。
 一番大事なのは何かというと、新規の参加者というのがどれくらい来てくれるかという話ですね。


 ――で、話が流れました。

『ニコ生岡田斗司夫ゼミ』がこの11月でたぶん終わって。再来月くらいに“サヨナラ特番”をすることになるわけですね。
 そうなったら、この『ひとり夜話』ってのは仮タイトルなんですけども、この番組をやろうと。
 で、今考えているのでは、たぶん東京と大阪とで交互で。順番にやろうと思うんですね。

 こういうことも、普段のニコ生のオンエア番組では話せないわけですよ。
 なんで話せないのかというと、面白いもので、“ゼミ”っていうのは、周りにスタッフしかおれへんわけですね。
 なので、ちょっとでも視聴率が上がりそうなことを言わないと、皆の顔が不安げになってくるわけですよね。
「岡田さんその話長いですっ!」みたいな感じになってきて。

 で、ここやったらほんまに気にせんでええから……というか、今、具体的に僕は、会場にいる皆さんの顔色を見て喋っているんです。
 皆さんが「ちょっとこの話長いな」って顔をしてると思ったら、「あっ! いかんいかん」というふうにやって切り替えるわけ。
 こういうのが楽しくてやっているんすけど。

 これを交互にやって、さっき話した“るつぼ”を、これも大阪と東京を交互。
 こんな形でやっていこうと思うんです。


 ほんまは今日ここで「では、10月の予定はこういうふうになっています! で、会場はここです!」って言うて、皆さんにプレゼンできれば一番手っ取り早く売上が上がるんですけど。
 すみません、まだそこまで準備ができていません。
 ほんとはニコ生の運営コメント欄にですね、「参加はここ! 申込はここ!」とかいうふうに出せると、めっちゃ都合がいいんですけども。
 そんなことができませんで。

 まあ、そういうわけで、しばらく僕は月一で大阪の、たぶん、この会場で『一人夜話』をやることになると思いますので。
 ここの会場を貸してくれる方にですね、「すいませんけど毎月お願いします」と言うてるところです。
 後ろでめっちゃ苦い顔をして頷いている人が、担当の人なんですけど。

 なんでここなのかっていうと、ここはすごくやりやすいんですね。
 まず、ホワイトボードがでかくて、会場が“ツルペタ”なんですよ。なんにも仕切りがないですね。
 大学みたいなところでもいいんですけど、例えば、大阪芸大でもいいですし、教室貸してくれるて言うている大阪大学でもですね、京都大学でもどこでもいいんですけど。
「そういうふうなところでやらないんですか?」と聞かれるんですけども、固定式の机では、イベントって案外やりにくいんですね。

 こういうお話で大事なのは“密集感”なんです。
 だから、今日もほんまは僕の目の前まで椅子を持ってきて欲しいんですね。
 会場の人にお願いして、ここまで椅子を持ってきて。
 その“こちら側へ迫ってくる感じ”があると、僕も「いや実は〜」って話ができるわけ。
 つまり、今は空いている目の前の部分が、まるまる、僕にとってみたらちょっともったいないというわけです。
 まあ、撮る側からしたら、ここのセンターラインにお客さんがいたら撮りにくいやないですか。
 でも、なんかね、そんなこと気にせんと、カメラの高さ上げてでもギチギチに客詰めてくれたほうが、僕は喋りやすいですね。

 で、まあ、東京もたぶん吉祥寺の事務所からではなくて、お客さん入れて喋ることになると思います。
 こんな感じで考えております。