【質問】
山田玲司さん/48歳/漫画家/「朝、目が覚めたら14歳になっていたら?」
<おっくん>
朝、目が覚めたら14歳になっていたら?
【回答】
<岡田斗司夫>
勃ちを確認するね。
<山田玲司>
一発ギャグですか(笑)
<岡田斗司夫>
昔「怪人アッカーマン」って下品なSFマンガがあって、新田たつおの。
ワンダーウーマンが敵に捕まって責められるのを、ウルトラマン一家がアッカーマンから送られてきた映画で見るっていうシーンがあって。
ウルトラマンタロウがしゃがみながら「兄ちゃん、ちんちんきんきんや痛い」って。
そういえば昔痛かったよな。
<おっくん>
痛かったかも。
<山田玲司>
「毎度おさわがせします」に出て来るやつね。
<岡田斗司夫>
勃起が楽しいのは二十歳からで、10代前半って痛いじゃん。
ウルトラマンの兄弟がいて、ウルトラマンタロウだけが小中学生で痛いって言っていて、他のヤツらギンギンになっている。新田たつおいいところに目をつけた。
<山田玲司>
ちょっと待ってください(笑)
この質問は、要するに何者でもない自分を持て余している人間が、どうしたらハッピーな人生になれるか。
もし岡田さんのスキルと知識があったら、リスタートですよ。
14歳から楽しい人生をもう一回やるにはどうするか。ちゃんと勉強しますか。
<おっくん>
まず勃ちを確認して。
<山田玲司>
わかったから(笑)、その次だよ。
岡田さんが2014年に14歳だったら。
<岡田斗司夫>
中学生が政治とか、あとネットビジネスに口を出すマーケティンググループ作って、僕たち中学生って「僕」って主語を使いまくって、凄いNHKとかから呼ばれそうなこと一杯言って、今と同じことする。
それがパッケージであって、やるのはこの世の中をいい方にずらすってこと。
<山田玲司>
コナンみたいな話だな。中身は大人。
<おっくん>
ギャル社長ってありましたよね。若さと幼さを前面に利用する。
<山田玲司>
無垢な中学生の皮を被った大人として、したたかに利用してやろう。
<岡田斗司夫>
14歳を士官候補生として育成する。
<おっくん>
同じ14歳の同級生と付き合いますか。
<岡田斗司夫>
付き合う。それが武器になる。
年上たちは全部ツールじゃん、世の中を変化させるために扱わなきゃいけない媒体として15歳以上がいて、スタッフとして14歳以下がいるって形でまとめる。
そういう風に見えた方が、多分中学生以下はまとめやすい。
<山田玲司>
これは見ている人に役に立つんじゃない?
<岡田斗司夫>
この社会に入るよりは、この社会が変質して壊れたりすることを加速させることができるわけで、そこにこれから良い社会にできるチャンスがある。やること一杯あるからね。ちんこキンキンだし。
<山田玲司>
14歳だったら女の子口説きます?
<岡田斗司夫>
口説くよ。ちんこキンキンだったら口説くよ。
<おっくん>
さっきの質問はそういう意味だったんですけど。
<山田玲司>
ごめん。ごめん。そうだね。 (続く)
【まとめ】
中学生のマーケティンググループを作り、若さを武器に大人に対して発言し、この世の中をいい方向にずらすような活動をします。