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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「30歳過ぎて学問に興味が出てきた」
匿名さん/33歳/会社経営/ブロマガ会員
以前のQ&Aで、大学でやりたいことが見つからず休学した学生に対して、「君は大学に行く必要がなかったんだよ」とおっしゃっておりましたね。
(海外では30代の学生も多いようです)
ただ、高額で退屈そうな大学の授業よりも岡田さんや堀江さんの講義を聞いていたほうが正直楽しいのですが……
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(前号からの続き)
学生さんたちと話すと分かるんだけど、あの人たちは、金はないんだけど時間だけは無限にある。
たぶん、その感覚に触れるだけで自分の中でスイッチが切り替わる音がする思うんだよね。
明らかに経済法則が違うから。
今の僕らって、30過ぎてきたら金より時間の方が大事になってくるじゃん。
それをいきなり18、19歳にリセットされて。
「とにかく金はない、でも時間だけは死ぬほどある」
「朝まで遊びたい、なぜなら別に寝なくても平気だから」
あいつら、一緒にカラオケ行っても、 ボーカロイドの歌ばっかり歌いやがるしね。
「社会人なら当たり前のように持っている、自分よりちょっと上とか下の年齢層の人にもわかってもらえるようなレパートリーが、こいつらにはないのか?」とか、いろんなビックリがあるんだけれども。
そういうの味わってくるのもいいと思いますね。
匿名さんが「会社も仕事もやめて思い切って大学行ってみたい」のだったら、それは30前の女の人の留学と同じで、"逃げ"だから止めた方がいいと思うんだけど。
なんとかなるんだったら行ったほうがいいと思います。
でも、仕事を辞めてまで行きたいと思うなら、それは"逃げ"なので、止めた方がいいと思います。