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お悩みを三つに分類してみました。
1.A大学を選ぶ=B大学をあきらめるのがつらい。
1.の悩みは、どっちを選んでも絶対になくなりません。だから決心しても、すぐにひっくり返っちゃう。
こんな感じじゃないでしょうか?
「夜も眠れずご飯も食べれない」のは、実は「解決不能の問題」を悩んでいるからです。
こういう果てしのない悩みに関しては切り分けるしかありません。
すなわち「無くなる悩みは考えて対処する」「無くならない悩みは、あきらめる」「先延ばしできそうな悩みは、先に延ばす」です。
まず「とりあえずの結論」を出します。A大学、B大学、家から近くて学費が安いのはどっちですか?
そっちに決めちゃいましょう。
で、さ来年、今度は「もう一つの大学」を受験しましょう。
さ来年の春、両方の大学籍を手に入れた上で、どっちにするか決めてください。
いま決められないんでしょう?
だったら考えるべきは「いつだったら決められるか?」です。
たぶん、実際の大学生活を経験しないと「あなたは」決められないんです。
「いま」決められないことを、むりに「いま」決めようとしている。
苦しさの根源はここでしょう。
あなたに必要なのは、「どっちか」という判断力ではなく、「どうすれば決めずに済むか」という回避力です。
その時間を稼ぐために支払うコストが「一年よぶんに受験勉強」です。
これさえ覚悟すると、たぶん「じゃあこっちの大学でいいや」という、自然な落としどころも見えてくるはずです。
A大学に籍があっても、B大学にモグリで講義受けて友達を作りましょう。
「どっちか」ではなく「どっちも」選ぶのが正解だと思います。