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岡田斗司夫の解決!ズバっと 「僕が戦闘思考力を鍛えた話」
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岡田斗司夫の解決!ズバっと 「僕が戦闘思考力を鍛えた話」

2015-10-13 06:00
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    岡田斗司夫のニコ生では言えない話
     岡田斗司夫の解決!ズバっと 2015/10/13
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    おはようございます。

    今日は『解決!ズバッと』はお休み。
    絶賛発売中の岡田斗司夫の最新著作『頭の回転が速い人の話し方』から、ハイライトをお届けします。

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    「僕が戦闘思考力を鍛えた話」



     ちなみに、今振り返ると、僕が戦闘思考力を鍛えたのはガイナックス(アニメーションをはじめとした映像コンテンツなどの制作・販売会社)時代です。
     もちろん、まだメソッド化していないし、「戦闘思考力」なんていう言葉もない時代です。
     戦闘思考力は自分で利害関係が骨身にしみるような状況だと鍛えられます。

     ガイナックス時代、東宝東和やバンダイとやり取りするわけですが、一緒にプレゼンする(ガイナックス株式会社代表取締役)が口下手だったんです。
     僕は山賀が書いた脚本を守らなきゃいけないわけなんですが、相手にしてみれば、24、25歳の考えた脚本だから遠慮なしにダメ出ししたり、「もっとナウシカみたいにしろ!」みたいなことを言うわけです。

     それに対して、僕はその場でどうやって相手を言いくるめようか、頭をフル回転させたんです。
     「オレが負けたら映画が変えられたり、切られたりするわけだから、死ぬ気で守るしかない」
     そんな状況下で僕は鍛えられました。

     本書の第5章では戦闘思考力の鍛え方を紹介しますが、やはり一番手っ取り早い方法は、絶対に譲れないもの、命懸けで守りたいもののために、言い合いをすることです。
     銭金でも、損得でも、好きな映画を守るでも、何でもかまいません。
     こうした状況では、つい尻込みしてしまいます。
     しかし、経験なくして戦闘思考力は養えません。
     今後は、チャンスとばかりに場数を踏むようにしてください。
     いつまでも逃げていたり、他人に尻を拭いてもらっていては成長するものも成長しません。

     弁論大会とかテレビの討論番組の出演者やコメンテーターなどは、他人がどう言おうと、最初に自分が考えた結論に向かって最後まで押し通さなければならないので必死です。
     僕のガイナックス時代と同様です。
     ぜひ、彼らの語り口を参考にしてみてください。


    頭の回転が速い人の話し方
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