今回ご紹介するモハメド・バシール・アブドル・カダルさんは、世界一幸運な男性かもしれない。


62歳のカダルさんは、今年8月3日に搭乗していたエミレーツ航空EK521便が着陸時に滑走路で滑って炎上し、機体の前方が丸焦げになるという事故に遭遇。幸運なことに、彼を含めた300人もの乗客は無事だった。

カダルさんは、事故からの生還を「神様からの貴重な贈り物」と呼んだ。

「飛行機事故から生還した時は、神様が第二の人生をくださったような気持ちでした。そして、このお金は善行をするために幸運にも頂きました」と地元紙『ガルフニュース』に語っている。

カダルさんの幸運はそれだけにとどまらなかった。事故と同じ週に、ドバイ・デューティフリー・ミレニアム・ミリオネア宝くじで100万ドル(約1億1700万円)を当てたのだ。

カダルさんはこの当選について、「ついにドバイ・デューティフリーに当選できて幸運です。家族に報告するのが待ちきれません」と語った。

現在はドバイのカーディーラーで働いているカダルさんは、引退後は故郷のインドで暮らしたいと考えているそうだ。

カダルさんは、当選金で気前のよい計画を立てている。「私の計画はと尋ねられれば、経済面、医療面で支援を必要としている(故郷である)インド・ケララの不運な子供たちを助けるために使いたい」と答えている。



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