米経済紙『The Wall Street Journal』によれば、任天堂がユニバーサルおよびイルミネーション・エンターテインメント(アニメ映画『怪盗グルー』シリーズの製作会社)と、人気ビデオゲームシリーズ『スーパーマリオブラザーズ』のアニメ映画化について協議を進めているという。


マリオとルイージは1993年、ボブ・ホスキンス主演の実写作品『スーパーマリオ/魔界帝国の女神』で映画館に登場したことがある。しかし、この映画は評価的にも興行的にも失敗に終わっていた。

任天堂は昨年、君島達己社長が映画事業への意欲を示しており、2014年には、リークされたソニー・ピクチャーズのメールから両社が協議中であることが明かされていた。今回のユニバーサルは、任天堂ゲームの世界を再現するテーマパーク「SUPER NINTENDO WORLD」をユニバーサル・スタジオ・ジャパンが建設中であることを考えると、より適したパートナーのように思われる。

かつての実写映画が失敗していることから、任天堂が今度はアニメ映画化を考えるというのは合点の行く話だ。また、同社は映画より小さなスクリーンに対しても自ブランドの展開を図っており、『ゼルダの伝説』の実写ドラマシリーズがNetflixで製作中とのうわさもあった(ただし、これは実現していない)。




■参照リンク
http://www.moviefone.com/
RSS情報:http://news.aol.jp/2017/11/15/nintendo-super-mario-brothers-movie/